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私はハグ屋さん

お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い

第49回 『障害者専門のデリヘル嬢となるきっかけ【後編】』

こんにちは。桂樹碧です。

前々回からの続きで、私が障害者専門デリヘルで働くきっかけとなった御主人様との出会い、最終編です。

一年ぶりに御主人様と再会。羽田空港までお出迎えに行きました。

ゲートを出て来た御主人様をみつけて、嬉しくて駆け寄ったのですが、御主人様はそっけない態度。なんか肩透かしだなー、と思っていたら

「障害者用トイレに行くぞ」

その言葉に従って、多目的トイレに。

多目的トイレに入って、御主人様は導尿(尿道に管を通して、膀胱に溜まった尿を出すこと)。それが済むと、私は腕をガシッと掴まれて、御主人様にひざまずく体勢に。やっとキスしてくれる!と思った私は、まだまだ奴隷としては未熟でした。往復ビンタをされました。

「お前はキスよりもこっちがいいだろう?」

……キスしたかったんですけど……。

御主人様と逢うときの約束で、ノーブラ、ノーパンだった私は、そのままお尻にアナルプラグを差し込まれて、フィストファック(膣に拳を入れること)ができるように頑張って拡張訓練をしていたオマンコに、初めて御主人様の拳が入り込みました。そのときの興奮は今でも覚えています。

「中に入ってから時間が経っているようですが、大丈夫ですか?」

いきなり扉の外から、警備員らしき人の声が聞こえて来ました。

「ちょっと手こずっちゃって、今出ます」

御主人様がそう答えて、慌てて荷物を持ってトイレを出ました。外には警備員と、赤ちゃんを連れた女性が立っていました。子供のオムツ替えに多目的トイレを使いたかったんでしょう。

「カップルがSEXしているとでも思ったんだろうな。こういうときは車椅子で得したなーって思うよ」

ニヤニヤしながらそう言う御主人様。この後も障害者用トイレで、トイレとは別の行為になだれこんでしまったことは数知れず……。

また、御主人様は高級ホテルに泊まるのを趣味にしていて、この滞在中もヤフオクで株主優待券等を入手して、都内の有名ホテルのスイートやジュニアスイートを泊まり歩きました。

SMプレイもスカトロもしましたし、針などを使ったプレイなどもしました。御主人様も実際にプレイするのは初めてでしたが、とても上手に、私のマゾの部分を引き出してくれました。そして、プレイの終わりにはご褒美としてのキスをしてくれました。

そして、夏の終わり。

「お前、SMクラブで働いたらどうだ?」

「え? 風俗ですか?」

「変態は変態のいる場所で働け。どうしても俺にはできないプレイがあるだろ? 例えば緊縛して天井から吊るすとか。遠距離で4ヶ月に1回ぐらいしか逢えない今のペースだと、お前の欲求を解消できないし、いろいろなSとプレイすれば、その経験がフィードバックされて、俺とのプレイの幅も広がると思うんだが」

正直なところ、自分が風俗で働くなんて考えたこともありませんでした。しかしこれも御主人様のご命令。都内の某M女専門店に面接に行って、働くことに。同時にSMデートクラブにも所属しました。

仕事はつらいこともありましたが、楽しいことも多かったです。SMデートクラブで、自分の彼女とレズプレイをさせたい、という男性と出会って、3Pをしたこともありました。このとき出会った女性はAVとソープで働いているという人で、この人の紹介でAVの仕事もするようになりました。

この女性は有名なSMクラブで女王様をしていた経歴があり、個人契約の奴隷も何人かいましたが、彼の前だけではMになるという人でした。この女性に教えてもらったことはとても大きかったです。

4ヶ月に一度のペースで御主人様と逢うようになり、私の中のフェチが変わっていきました。それまでは、障害者になりたい! という気持ちが強かったのですが、障害者の人を気持ちよくさせたい、と思うようになったのです。

御主人様は私の将来のために、介護ヘルパーの資格取得を勧めてくれて、私もそのとおりにしました。

そのうち、在籍していたSMクラブが経営不振で、店全体でお茶引き、などという恐ろしい事態になってしまい、移籍を考え始めたところ、御主人様に障害者専門デリヘルで働くのはどうか? と勧められました。

そうして私は障害者専門デリヘルの門を叩くことになったのです。

でも、それから一年半後くらいだったでしょうか、御主人様との関係はあることで修復不可能になり、周囲を巻き込んだ争いに発展。前述した女性も巻き込んで、大修羅場となりました。最後はきちんと逢って、主従関係を解消することに。

そのとき御主人様に最後の命令として言われたことは『結婚して、子供を産んで母親になれ』でした。

ネットで出会い、私の人生を変えてくれた御主人様には本当に感謝しています。私を一から育て直してくれた、育ての親という感覚です。御主人様がいなかったら、ずっと障害者フェチという性癖に苦しんでいたことでしょう。今の私があるのも、御主人様のおかげです。

私にとっての『御主人様』は、彼が最初で最後だと思います。

それでは、また次回♪

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