お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い
第9回 『都会とお風呂の効能』
こんにちは。桂樹碧です。先週は寒かったですね。生姜紅茶を飲んでいるおかげか、今シーズンはまだ発熱するほどの風邪をひいていません。みなさんも風邪には気をつけてくださいね。体が資本のお仕事ですから。
「今日のお客様は筋ジストロフィー(筋肉が萎縮し、機能を失っていく難病)で、地方の人なんだけど、東京に出てくるたびにウチ使ってくれているんだ」
都内の有名ホテルに向かう車内で、店長から今日のお客様のことを説明されました。
「お風呂に入りたいって希望だから、俺がお客さんを浴室まで運ぶから、あすかちゃんも一緒にお風呂入ってね」
「はい。症状はどのくらい進行しているんですか?」
「まだそんなには進行していないよ。常時車椅子だけど、手も使えるし。東京へは右半身麻痺の友達と遊びに来ていて、トイレとかは友達に手伝ってもらってるらしいよ。一応、ホテルの部屋はバリアフリールームなんだけどね」
デリヘルバックを持って、店長とホテルの中へ。すでに部屋番号を聞いていたので、直接お部屋に向かいます。
ドアをノックして「こんばんはー。○○です」と店長が呼びかけると、扉が開いて迎え入れてくれたのは、車椅子に座った、20代後半の男性でした。
「ずいぶん早かったですね」
「予想より道が空いていまして。こちらがあすかちゃんです」
「あすかです。本日はご指名ありがとうございました」
「早速お風呂に入れさせてもらえますか?」
「はい」
店長がお客様の着脱介護を始めたので、私もあわてて洋服を脱いで、持参しているバスタオルで体を隠しました。
「あすかちゃん、お風呂の支度して」
着脱介護をしながら、店長が言いました。
「はい、今すぐやります!」
浴槽をザッとシャワーで流して、浴槽にお湯を入れます。
ある程度お湯が溜まったところで、店長がお客様を抱えて浴槽へ。一応はバリアフリーになっていますが、車椅子から浴槽への移動はしにくい構造の浴室で、店長がお客様をお姫様だっこして、浴槽に。
「浴室の前で待っていますので、声かけて下さい」
そう言って店長は浴室のドアを閉めました。
一緒に浴槽に入って、ここで初めてちゃんとご対面、という感じ。
「ふー。あすかさん今日はよろしくね」
「こちらこそよろしくお願いします。お身体洗いますね」
お湯の中なので、石鹸つけて洗ってもあまり意味が無いんですが、局部を中心に洗って、体全体も洗います。筋肉が衰えている足、素敵だな〜、とフェチ心が揺らぎました。
「石鹸貸して。あすかさんも洗ってあげる」
「ありがとうございます。ではお願いします」
いきなりオマンコに手が伸びてきました。
「ベッドだと自分の体を支えられないから、寝たきりになっちゃうんだ。だから今、さわらせてね」
なるほど!と、オマンコを弄られながら、この後のプレイのことを考えていました。
「そろそろお風呂から出ようか?」
「そうですね。お風呂のお湯捨てちゃて、シャワーで石鹸がついたところ流しますね」
浴槽の栓を抜いて、シャワーからお湯を出し、お客様の体が冷えないようにシャワーをかけつつお湯が無くなるのを待ちました。
「店長さん! お風呂から出してもらえるかな?」
「はい、ただいま」
ドアの外から店長の声が聞こえます。私は慌ててホテルのバスタオルを車椅子にひきました。
店長が浴室に入って来ます。ぎゃ!私全裸じゃないか!! ま、店長だからいいけど……。
石鹸の泡を流して私が浴室から出ると、お客様はベッドに寝かされていました。筋肉がないためなのか、足ががに股になっています。
「それじゃ、あすかちゃんあとは頼んだよ」
店長が部屋から出て行きました。
とりあえずキスよね、と思い、寝ているお客様の上におおいかぶさるようにして、キスをしました。濃厚なディープキス。お客様は完全に受け身の体勢になっているので、こちらがプレイ内容を考えないといけませんでした。
「フェラしていいですか?」
お風呂上がりのキレイな体を舐めまわすのは悪いかな?と思って聞いてみました。
「おまかせするよ。気持ちよくさせて」
その返事を聞いて、フェラ開始。やわらかいおチンチンを口に含み、強めに吸い上げます。足ががに股に開いているので、楽な体勢でできました。
お客様は、ポン、と私の頭の上に手をおかれました。ポンポンと軽くたたかれます。まるで子供をあやすかのように。
「フェラ上手いね。気持ちよくなって来たよ」
そう言われて、こちらも持てる技を駆使してお応えしました。
「出そうだよ! 気持ちいいよ!」
口で受け止める用意をすると、口の中に精液が勢いよく溜まっていきました。ティッシュに吐き出し、許可をもらって洗面所でうがい。戻って来てからは、雑談タイムです。
東京へは年に数回、右半身麻痺の友達と遊びに来ていること。友達は普通の風俗が使えるから、今頃どこかの風俗で遊んでいるとのことなどを聞きました。
「地方には障害者対応のデリヘルなんて無いし、店舗に行くのも大変だから、(東京にある)障害者デリヘルってありがたいよ。お風呂の中だと浮力があるから女の子を弄れるしね」
お客さんをギュッとハグしながらお話を聞いていました。石鹸の良い香りに包まれて、とてもリラックスした状態。プレイ時間の終わりを告げる携帯がなりました。
「着替えて車椅子に乗りますか?」
「いや、いいよ。このまま寝ちゃうからお布団かけて」
その言葉通りに布団をかけて、自分も着替えをしてプレイ終了。
東京まで来ないと風俗で遊べない、そんな地域格差もあるんだなー、と気がつかされたお仕事でした。
それでは、次回のコラムでお会いしましょう♪
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