お客さんは障害者。そんな専門デリヘルでの経験が豊富な著者が書く、さまざまな男性との出会い
第6回 『初めての仕事【後編】』
こんにちは、桂樹碧です。前回のお話の続きです。私の、障害者デリヘルでの初仕事。お客様の障害は脳性麻痺で、言語障害のため会話することができません。
プレイ開始の濃厚なキスの後、お客様のキスは首から下へと降りていきます。乳首にキスが到着したとき、お客様がつんつん、と乳首を突きました。
「あ、ピアス外すの忘れていました。痛くないので大丈夫ですよ。もしもお嫌でしたら外しますが」
ブンブンと首を横に振って、ピアスごと乳首を舐め始めたお客様。
当時の私は、SMの御主人様の命令で乳首には縦横十字にピアスが入っており、性器の部分にも、クリトリスの皮(クリトリスフッド)に1個、ラビアに4個のボディピアスを入れていました。
体勢を横にして、69。お客様はつんつん、と性器を突きました。
「ピアスですね。痛くないので大丈夫ですよ」
そう言うとピアスごと激しく吸われました。もうこの状態で私は濡れていました。このお店では洗浄綿を持たされていないので、即尺でフェラです。SMクラブでも即尺はよくあったので、抵抗はありませんでした。
ちょっと体勢がキツくなったので、フェラしやすい体勢に変えて、再度フェラ。口の中で大きく膨らんでいくお客様のおチンチンを喉の奥まで飲み込みました。私はディープスロートができるので、喉のかなり奥まで入れては出し、舐めまわしてはまた口の中へ。
お客様の体がのけぞります。これは射精する!と思って喉から出して、口にふくみました。予想通り、射精。
ベッドの近くにあったティッシュに精液を吐き出して、お客様の顔を見ると、とてもいい笑顔で私を見ていました。不自由な手で車椅子の上に置いてあったトーキングエイドを指していたので、急いで取りに行った私。
『あすかさん、最高によかった!』
トーキングエイドは音声も出ますが、ディスプレイもついていて、入力された文字も読めます。
「ありがとうございます。次はおしっこですよね。お風呂場まで這って行かれますか? 車椅子用意しましょうか?」
『這って行くから大丈夫。ピアスももっと見たいから、ブリッジみたいな体勢で排泄してください』
バスルームの冷たいタイルの上で、お客様がよく見えるように腕で体を支えて腰を浮かした体勢で放尿しました。
お客様が大喜びの笑顔で、私がおしっこする姿を見ています。かぶりつき!って感じで、お客様の体にもおしっこがかかってしまいました。実は店長から、このお客様は放尿を見るのが好きな人だと聞いていたので、おしっこを我慢してプレイに入っていました。
ですから、量も時間もかなり長く、お客様は目をキラキラさせて、大変興奮していました。その後、シャワーを浴びてベッドの上で雑談タイムです。
トーキングエイドに興味があったので、いろいろ質問してみました。出力される音声は、機械音声、女性の声、男性の声の三種類。電話につなぐこともできるし、メールのやり取りもできる機械でした。
試しに女性の声を使っていただいたのですが、滑らかな言葉が出てきて、あまり機械による合成音という印象は受けませんでした。お客様からは、ピアスのことやSMクラブでのプレイのことなどを質問されました。
終了時間も近くなったので、お客様に衣類をお渡しして着替えを補助して、車椅子へ。
『あすかさん、コスモスはお好きですか?』
突然の質問に一瞬ためらったのですが、「はい、好きです。コスモス畑って綺麗ですよね」とお答えすると……
『セカンドバッグの中に茶色い封筒があるので出してください、今日のお礼です』
お客様のセカンドバッグの中から茶色い封筒を出すと、中にはコスモスの絵が描かれたはがき大の紙が入っていました。「あすかさん、今日はありがとう」というメッセージ付き。
「お客様が描かれたんですか?」
『口で鉛筆と筆をくわえて描いたものです。気に入っていただけましたか?』
心がホカホカしてきました。
「はい! とても嬉しいです! ありがとうございます!」
お客様を施設まで送りとどけて、お仕事終了。
帰りの車の中で、店長と初仕事について話しました。
「店長、手作りの絵はがきもらっちゃいましたよ!」
「あの人マメなんだよねー。心づかいもいいしさ。健常者だったら女にモテるタイプだよなー」
うん。プレイも楽しかったし、雑談も楽しかった。いいお客様が最初で良かった〜。
私は、このお客様が最初だったから、がんばって障害者デリヘルのお仕事をつづけられた、と思っています。今でも、コスモスの描かれた絵はがきを額に入れて飾っています。お客様には、この半年後にも指名をいただき再会しました。それはまた別の機会にでも……。
それでは。次回のコラムでお会いしましょう♪
- ■ この記事の感想を下のボタンを押して送ってください。
- 寄せられた感想を読む≫(2)


