稼ぐ!ソープ嬢力

あなたの稼ぐ力も上げる!高リピート率の現役ソープ嬢、寺原美桜が経験を元に書くソープ嬢力UPコラム!

第12回 『稼ぐためには営業は必要か?』

もうこの頃は、ほとんどの人が携帯電話を持っているので、営業に積極的に使っている人も多いかと思います。

私自身は、ここ4年くらいはまったくしなくなりました。お客様に携帯番号、メールを聞かれれば、断ることなく教えますが……。聞かれて教えないと、「なんで? どうして?」としつこい人もいるし、気まずくなるから教えている感じです。

そんな私も、ソープで勤め始めたころは、積極的に携帯でメールしたり、毎日のようにお客様とやり取りしていました。でも、やがて私は疲れてきました。お仕事とは違う疲れ。メールをやり取りすればほぼ必ず、店外デートの誘い……。

お店ではなく、私の仕事が終わった後、または休みの日に「デートしてほしい」など言われました。そういった誘いをかわすのに言葉を選ぶことにも疲れましたし、何より、昼と言わず夜と言わず、電話やメールをしてくるお客様の多いこと!

せっかくの休みであっても休みでないのと同じでした。こんな思いまでして営業したからといって、ハイハイと来てくれるお客様はほとんどいませんでした。

私としては、連絡先を聞かれたってことは、営業してもOKということだと思っていたのです。が、お客様としては店外デートをしたいとか、プライベートに入り込みたいとか、そんな理由が多いみたいです。

思惑の違う者同士ですから、かみ合わないのは当然。頻繁にメールしたお客様ほど来店が少なくなりました。当時働いていたお店は、女の子になかば営業を強制するお店で、疲れる割には来店には繋がらないこともありお店を辞めました。

晴れて営業から解放された私は、サービスや愛想など、個室内のもてなしに努力をしていくようになったのです。今でも聞かれればメール交換しますが、返信するのも、気が向いたときにだけ。店外デートの誘いをする人にはキッパリと断り、受信拒否にします。

ちなみに、数は少ないですが、初めての接客でいきなりメールアドレスを聞いてくるお客様にも教えています。こういうお客様から接客後にメールが来たときは、「今日はありがとうございました」というようなお礼だけを返信します。

これはほぼ絶対言えることですが、連絡先を聞かれたら、自分のお客様でいてくれる時間がわずかだということ。連絡先を知りたがるお客様は、私の経験では多くが店外デート目的。ほかの女の子にも同じことをしているので、都合のいいターゲットが見つかれば、私から離れていくのです。

むしろ、何年も指名で通っていただいて親しくなっているのに、連絡先を聞いてこないお客様ほど末永い気がします。こちらができるだけの個室内のもてなしをして、それを味わうためにお店に来てくれる人だけを大切にすることが、自分を大事にすることのように思います。

もちろん、メールや電話が苦にならない、疲れない、という女の子もいるかと思いますが、お客様でないな、と思ったら切る勇気も必要かと思います。

そうしたからといってお客様が減ったこともないですよ(^O^) 私は、稼ぐためには営業を捨てて、ソープ嬢本来の個室内のもてなしで、お客様に喜んでいただこう、という結論に至りました。いわば今流行りの断捨離です。

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