

- 千葉県 はっちゃん 29歳
- ボロボロだった私を救ってくれた客の話です。
私は、半年前まで壊れていました。不規則な生活、ストレス、ジャンクフードを食べながら動画見放題、3年間で15キロ増加、お風呂も歯磨きもおっくう、感情の起伏が激しい、自分が醜く感じ自暴自棄になり暴飲暴食…
ある時、自虐的に「太っててごめんね…ここ数年で10キロ以上太っちゃって」と、客に言ったんです。
その人は「そんなに!?」と驚きはしたけれど、嫌な顔せず、私の話を聞いてくれました。ここには書けないのですが、数年間身内でいろいろあって精神的に追い詰められていました。
「それは辛いね。きみの家族のことに関してはなにか言える立場じゃないけど、心や体のことなら良い方向へ導くことができると思う」と、目を見つめながら言われました。
一瞬「宗教!?」と、身構え、悩みを打ち明けたことを後悔したんですが、実際は宗教ではなく、彼はオーガニックカフェのシェフでした。
食生活を聞かれ、ファストフードや唐揚げやパンやチョコなど正直に答えました。実際口に出してみて、ジャンクなものを食べていた事をやっとそのとき自覚しました。
「疲れを感じた時、チョコを食べたくなる気持ちはよくわかるけど、実はそれが一番良くないんだ」と言われました。
「チョコなど糖質の多いものを食べると、血糖値が一気に上昇して、体はそれに対して一気に下げようとする。するとさらにだるく感じて、より糖質の多いものが食べたくなる。その上昇下降の振り幅が大きくて、感情の起伏も激しくなるし、身体のだるさも強くなっている。
糖質は、ごはんやパンやうどんなど白い色のものに多く含まれているから、それらを今までより減らしてみて。そのかわり、おかずはたくさん食べてもいいから。おかずは『まごわやさしい』を意識して」と言われました。
ま…豆類
ご…ごま
わ…わかめなど海藻類
や…野菜
さ…魚
し…しいたけなどキノコ類
い…芋類
今までのダイエットは、空腹に耐えるものばかりで続きませんでしたが、教えてもらったものは楽に続ける事ができました。
そして半年経った頃には5キロ痩せて、だるさも減って気持ちも前向きになりました。食べたものが自分の身体を作っているんだな〜と、身を以て感じました。彼には本当に感謝です!(記憶をたよりに書いたので、正確な情報じゃないかもしれません)