

- 東京都 いわいわい 24歳
- 先日、久しぶりに友達と飲んで終電で帰宅したんですが、すし詰め状態の中で後ろのおじさんがずーっと嫌な咳をしていました。咳している人ほどマスクしていないってことよくありませんか?
私は嫌な予感がしてチラッと後ろを見てみたんですが、案の定ノーマスク。「せめて手で覆えよ! 風邪菌まき散らしてんじゃねえよ」と始終イライラしっぱなし。せっかく楽しく飲んだのに、台無しの気分で家に帰りました。
で、案の定うつってしまった時の話です。
家を出る時は元気で普通に出勤したんですが、本指名客とプレイ前に一緒にシャワーを浴びていたあたりからゾクゾクっとし始めて、最初は「ここの浴室寒いなー」くらいにしか思っていなかったんですが、だんだん体がだるくなってきて、いざプレイする時には熱っぽくなってきました。
普段は攻める方なんですが、その日は思うように体が動かず、くったりと客に身を任すかたちに……。
ところがそれが吉と出たようで、客は大喜び。「すごい火照っているね! どうしたの? いつもより感じてるじゃん。顔もなんか、目とか潤んでてすげえいやらしい」と大興奮していました。
私も風邪とは気づかず「なんだろう、今日すっごい敏感になってる……」と答えると、嬉しそうに全身を舐めまわしてきました。
プレイが一通り終わり客を見送るあたりで「これやばいかも……風邪ひいたかも……」と気づきました。
そして家に帰って熱を計ってみたらなんと40度超え!! そのまま数日、一人暮らしで動けずに寝たきりで過ごし回復したんですが、「今考えるとインフルエンザだったのでは……。ということは、あの日接客した客は今頃……」と、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
完治して久しぶりに出勤したら、その時の客が来て指名してくれました。おそるおそる「お元気でしたか?」と聞いたら「元気元気! 北海道に出張してきたからさ〜、ほら! お土産!」とホワイトチョコをくれました。
「うつしてなかったんだ! よかったー」と安心したのもつかの間、「俺、攻める楽しみに気付いちゃったんだよね。またこの前みたいに俺にリードさせてよ」と、やる気満々。「もっとこの前みたいにけだるそうにして! 艶っぽい顔してたじゃん!」と言われ……。
「40度の熱があった時と同じようにできるわけないでしょー!」と突っ込みたかったけど「とにかく菌まき散らかさなくてよかった」とホッとしました。これからは気をつけます。