
- 本当にあった私の体験談 VOL.621
- イケメン=変態の公式が成立した日
- 千葉県 みみ 39歳
- 風俗をあがるまで、いろいろなお店で働いてきましたが、とある結構有名なホテヘルで働いていたときのこと。
ホテルの部屋をノックすると、けだるそうな声で「開いてるから、入って」と。
入ってお仕事バッグを落としそうなほどびっくりしました。ソファの上にものすごくきれいな若い男性が寝そべっていて、少女マンガのひとこまみたいに絵になっていたからです。
薔薇の花なんかどこにもないのに、その男性の周りには薔薇が舞っているように見えました。間違いなく自分の人生でで会ったもっともイケメンで、二度と間近で見ることはないであろう芸能人並のイケメンです。
聞くと、たまにファッションモデルのアルバイトをしていて、普段は音楽関係の仕事をしているとか。かっこいいんです、何もかもが。
いつもはちやほやとお世辞で可愛い可愛い言われて気分良く仕事していた私ですが、今回ばかりは私でよかったのだろうかと自分の外見が恥ずかしくなりました。
「おいでよ……シャワーはもう浴びたから」
彼は冷たくもなく愛想よくもなく、紳士的な態度でわたしをベッドに呼び寄せました。腹をくくって、サービス開始……。と手を伸ばしてつかもうとすると、彼は制止しました。
「そこじゃない……ココ!」
ずぼ! 何が起きたかというと……彼、わたしの後ろの穴に素手で指をつっこんできました。
「え、ええ〜」
わたしは、いろんなプレイを楽しめるし積極的なほうですが、お尻だけは痛いのとなんとなくのイメージで苦手意識があり、それまで舐めたがるお客さんはいましたが、指入れやアナルバイブなどは痛くて苦手なので断っていました。
「君もやって。指はこう!」
と、人差し指と中指でトコトコと人が歩くまねするときのように、お尻の中で指を動かすかやり方を教えてくれて、それを自分にもして欲しいとのご希望に従い、互いに指で責め合いました。
「あ、あ〜ん!!!!!!」
彼は女の人みたいな声でよがりはじめ、次はわたしのお尻をべろんべろんと躊躇なく舐めまわし舌も入れてきて……。それをわたしにもしてほしいとリクエスト。でも、わたしは舐めるだけで舌を入れることは初めてで抵抗があってできませんでした。
すると、嫌な顔ひとつせず「じゃあほかのプレイはいいから時間いっぱい二本指でお尻を責めて」とお尻を向けられ、責めると女の子みたいな声で「あーん、いやーん」と本当に気持ちよさそうに感じていたのでした。
最後は、普通のキスを向こうからしてきて「可愛い」などお世辞を言ってくれましたが、優しい人だったのでこっちに気をつかってくれたんじゃないかととても恐縮してしまいました。
あと、彼のことをある人気俳優よりかっこいいとほめたら、共演したことがあるようで、「そういう人気の俳優さんはプラベでも自己管理を厳しくしているんだよー」という話など、有名人の普段の姿をあたりさわりなくいろいろ教えてくれました。
まあそれはともかく、私の中で「すごいイケメン=変態」という先入観が出来た日でしたね。以来、イケメンを見ても緊張しなくなりました。もちろんそんな変態なイケメンばかりではないと思いが!
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- らぶぼにーた編集部
イケメンならモテるでしょうに、プライベートで付き合う女の子には自分の性癖をさらけだせないんでしょうね……(~_~;) 体験談が掲載された、みみさんには商品券を贈ります! みなさんも、印象に残っているお客さんのこと、ぜひ教えてください!
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