- 本当にあった私の体験談 VOL.591
- デリヘル嬢と、女を磨くお客さん
- 東京都 ミント 22歳
- デリヘルをやっています。その日のお仕事は、お客様の自宅でした。インターフォンを鳴らすと、ドアが開き、中から女性！ いえ、女装した男性が出てきました！
「早く入って！！」
そう小声で言われて、慌てて玄関に入りました。お客様の年齢は30代半ば、身長は180cm以上ありそうで、かなりのガタイです。でも、ピンクの花柄ワンピースにレース編みのカーディガン、髪の毛はウィッグと思わしき長髪で巻き髪。そして悲しいかな、お化粧の腕前があまり上手ではありませんでした。
「俺、プレイはいたって普通だから安心して」
「あのー、ゲイとかバイセクシャルとかじゃないんですか？」
「可愛い女の子みたいな男の子は好きだけど、性の対象ではないんだ。こういう可愛い格好していると落ち着くんだよね」
この台詞を、ガタイのいい女装子ちゃんが言うですよ。反応に困りましたね（笑）。
なので、シャワーを促して全裸になったわけですが、ワンピースの下はトランクス。「そこは女装じゃなくていいんだ！」と心の中でツッコミました。シャワー後は、なんとお客様はまた洋服を着始めたんです……。
「可愛い格好でエッチな事したいんだよ。さ、フェラして」
花柄のワンピースをまくり上げて、フェラ開始。
「もっとしっかり根元までくわえて！！」
姿は女性なのに、口調は男性のまま。とにかく男性のお客様として気持ち良くしてあげればいいんだな！ と思って、60分コースで二回の発射に導きました。
「本当に女の子って、可愛い服着れていいよねー。君の今日の服も可愛くて羨ましい」
プレイ終了後は、おだやかな表情で私を羨むお客様。彼、女装の洋服はオークションで落札したり、通販で大きなサイズの婦人服を買っているそうです。
でも、男性が恋愛対象なんてことはなく、女装するとストレス発散になって気持ちいいからやめられないんだとか。そんな彼にもひとつの悩みが……。
「イマイチお化粧の仕方が、わからないんだよね」
「次回ご指名頂けたら、お化粧の仕方をお教えしますよ。下地塗らないでファンデーション塗っていますよね？」
「そうそう！ そういう事がわからないんだよ！ お化粧の基本教えてよ！」
そういってメモ帳を取り出すお客様。私は、お化粧に必要な物をリストアップしていきました。そして次に仕事に入った時は、スッピンで待っていたお客様に化粧水をつけるところからアドバイス。
その日は60分コースでは時間が足りなくなって延長となり、その後はロングコースでご指名が入るようになりました（笑）。もちろん私は、メイクを教えるだけです。本当に不思議なお客様でしたね。
ひと通りのメイクをマスターしたら、徐々に指名の間が空くようになり、今ではずいぶん呼ばれてないですが、今では完璧な女装で、いろんな女の子に気持ちよくしてもらっているのかもしれません。トランクスは、まだやめてないかもですが（笑）。
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- らぶぼにーた編集部
女装してる男性ってときどき街で見かけますが、普通に男性って分かる人もいますよね。きっと、それはそれで見られる快感とかがあるんだと思ってすれ違ってますが。ミントさんのお客さんの、磨かれた女装姿も見てみたいものです！ 体験談が掲載されたミントさんには、商品券を贈ります！ みなさんも、ちょっと変わったお客さんとのプレイ、ぜひ教えてください。
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