
- 本当にあった私の体験談 VOL.567
- SMクラブで見た、人間の不思議
- 東京都 むーこ 28歳
- ちょっとした好奇心からSMクラブと掛け持ちしていた時の話です。
SMクラブはお客さんの年齢層が高く、社会的地位も高い人が多いという噂は本当でした。医者、いくつもレストランを経営している人、大学の准教授、有名IT企業の偉い人などなど……接客してびっくり! そして皆さん変態。
ある日のこと、都内の高級ホテルでの仕事でした。SMは持って行く道具が多くて、ボンテージに着替える女王様などはキャリーカートを引きずっていました。ちなみに私はM女だったんですが。
指定された部屋に入ると、40代半ばの野暮ったいお客さんが待っていました。この店の客層にしては珍しくお金持ってなさそうだなー、と思いながら、お店に客室に入ったことを電話して、持参した道具類をベッドに並べました。
「ネットで君のこと見た時からね、ずっと貴女は変態の顔をしている! って思っていたのよ」
えっ? どこで変態と思ったわけ? というか、その微妙なオネエ言葉はなに?
「君なら、私の趣味を理解してくれると思って……」
そう言いながらお客さんが洋服を脱ぎ出しました。ジャンパーの下はブラジャー……、ズボンの下にはガーターベルトで留められたストッキングとレースフリフリの下着。
女装マニアか!? なんでSM店に女装マニアが!? 女王様を呼ぶならわかるけど、M女呼んでどうしようっていうの? と混乱しました。
「私ね、レズプレイがしたいの。貴女も下着になってちょうだい」
……呆然としましたが、下着姿になりました。
「じゃ、早速イジメちゃうわ。私のことはお姉様と呼んでね」
もう言われるがままに縛り上げられて、ベッドに転がされました。
「それじゃ、イジメてあげる」
持参したバイブを突っ込まれて、喘ぐ私。頭では「下着汚れちゃうなー」などと考えていたんですが(笑)。
「もっと、もっと喘いで!! もっと快楽に溺れて〜!!」
そう言いながらお客さんは私をいじくり倒しました。とてもイケる雰囲気ではなかったのですが、イッたフリをして一回戦目終了。
その後は私が責め側にまわって、アナルバイブで犯したりしたのですが、お客さんは射精無し。
なんか、ドライオーガズムというんですっけ? 射精せずに、アナルで絶頂を感じているようでした。イク感覚が女性的というか、ちょっと不思議なものを見た気がしました。
お客さんはその後、お店の常連になっていろんな女の子を指名。女の子の間では「お姉様」というあだ名がつきました。
ちなみにこのお客さん、オネエなのに、きっちり奥さんがいるんですよ。まあレズプレイが好きなくらいだから性の対象は女で、お客さんの体は男だから女とくっつくのは、おかしくないんですけどね。ちょっと複雑な人ですよね(笑)。
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- らぶぼにーた編集部
すっごくこんがらがる性癖のお客さんですね(笑)。人間の奥深さが感じられました。体験談が掲載された、むーこさんには商品券を贈ります。みなさんも、ぜひ変なお客さん、教えてください!
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