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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.560
私がまだ、セックスも心も純だったころ

神奈川県 のど飴 27歳
私がまだ10代だったころの話を思い出しました。土曜日でめぼしい綺麗なホテルが満室で入れず、昭和チックなラブホに彼氏と入ったときのことです。掃除はしてあるけど、内装がモロに昭和チック。テレビも地方の旅館にありそうなコイン式でエロチャンネルのみ!

もうそれだけでムードぶち壊しだけど、ヤルには問題がなかったので、とりあえずシャワーを浴びました。浴室は古びたタイルで、排水溝に毛が絡まっていて気持ち悪かったです。ベッドの上には、おばあちゃん家にありそうな、布団の真ん中がメッシュになっている昔懐かしい掛け布団。

二人ともやる気が削がれましたが、せっかく一泊するのにセックスしないのはもったいない! となんとかヤル気を出してセックスしました。当時は若くてヤリたい盛りの二人。セックス始めてしまえば部屋のボロさなど関係無し。

一回終わって、むき出しの箱のティッシュを使い、喉が渇いたので飲み物を取ろうと冷蔵庫を開けたら……、冷蔵庫の取っ手が外れた!! ヤバいよ! どうする? 弁償とか言われちゃわない? と彼氏に助けを求めると、「お前が壊したんだから、お前が責任持てよ」と冷たい返事。

続けて「だいたい、普通取れるもんじゃねーだろ? 普通のホテルと違って客のこと分かんねーんだから無視しとけよ」とモラルの低い発言まで……。

確かに、フロントは薄暗くて人相も分からない状態。それなら大丈夫か! とジュース(ガラスの瓶で栓抜きで開けるタイプ)を飲んで二回目に突入。冷蔵庫のことが頭の片隅にありましたが、セックスしているうちにそんなのは忘れて、二回目が終ったらそのまま寝入ってしまいました。

翌朝、ブラーンと取れた冷蔵庫の取っ手を見て、気分が一気に鬱に。持ち込んでおいたパンを食べてそそくさを朝ご飯をすませ、そーっと部屋を出ました。

フロントにキーを返すと「お客さん!」と呼び止められ、ビクッとしましたが、くるくるパーマのおばちゃんが顔を出して、「先に言っておかなくて悪かったんだけどね、冷蔵庫の取っ手、壊れてたでしょ? 先に言わなくてごめんねー。ビックリしちゃったでしょ?」と……。

全身の力が抜けました。なんだよ! 壊したんじゃなくて、元から壊れていたのかよ!! 彼氏は「あー、壊れていましたね」と冷静に答えていました。

これ以降、古いラブホテルに泊まることはやめました。

こんな私も今では、昭和チックな内装の個室で、タイルの欠けた古い風呂にお湯を張り、水はけの悪い排水溝を苦々しく思いながらも、テキパキとサービスをこなすソープ嬢。個室の冷蔵庫の取っ手が壊れたけど、強引にねじ込んでセットを終えたとき、この体験を思い出しました(笑)。
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らぶぼにーた編集部

乙女の純粋さを失うとともに、女性は成長するものなんです!(笑)体験談が掲載された、のど飴さんには商品券を贈ります。みなさんも、あの頃とは変わっちゃったな〜、って体験、お寄せください。

のど飴さん

可愛いすごく… 日本も大丈夫と思ってしまった(?) のど飴さん、幸せになって欲しいデス!

No Title

面白い体験ですが、これで彼氏さんの悪いとこに気づけて良かったですね

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