
- 本当にあった私の体験談 VOL.531
- 女忍者がお出迎え! 戦国イメクラは男の夢?
- 東京都 影子 25歳
- ソープで働いてるんですが、常連になった客から「イメージプレイがしたい」と言われました。そんなこと初めてだったので、いちおう「どんなプレイ?」と聞くと、彼はバッグから1冊のノートを取り出して見せてくれたのです。
それは、彼が書いたイメージプレイのシナリオで、なんと私は女忍者“くのいち”で、客は私に命を狙われている武士という設定。彼は「この内容を読んでOKなら、次回お願いしたいな」と、さらに自分の携帯で撮影した、くのいちと武士の衣装も見せてくれました。
でも、どっちの衣装もペラッペラで安物っぽい……。ドンキかパーティーグッズ?って感じです。とそのとき、忘れていたある記憶がよみがえりました。
それは、私がまだホテヘルで働いていたころの話。客入りは多いってわけじゃないんですが、店長がすごくやる気があって誠実で、女の子への態度もしっかりしているので、バックレたりする子も少なく、居心地がいい店でした。
あるとき、店長が女の子の待機所に「みなさんちょっと意見を聞かせてください」と来たんです。店長がバッグから取り出したのは、着物っぽいミニのワンピで、武士の鎧をイメージしたオブジェがついたコスチュームでした。
みんなが「なんですかこれ?」と聞くと、店長は待ってましたとばかりに「秋葉原でメイドカフェをやってる友人がいまして!」と話し始めたんです。
要約すると、店長の友人が新しく戦国時代をイメージしたカフェをやるんだけど、良い衣装を作るにはある程度の数を注文しなきゃダメ。しかたなく注文したけどそんなに数はいらない。なのでどう?と分けてくれたそうです。
店長は鼻息荒く「どうですかね? 戦国イメクラ、くると思うんですよ!」「いままではあまり客を呼べなかったけど、これなら一定の固定客がつかめると思うんです!」などと将来のお店の姿をアツく語りました。
女の子の中には、「今のお客さんを呼びづらくなる」っていう子もいましたが、まあそこは「ノーマルプレイもありにしますので」と店長が説得。店の社長からもOKをもらって、戦国イメクラへのリニューアルに向けて、店長のさらにやる気マンマンな日々がスタートしました。
店長は待機所に、「ぜひみなさんも読んでください」と戦国時代とか、女忍者が登場する漫画をたくさん持ってきて、自分は熱心に山田風太郎の忍者小説を愛読。話し言葉も「○○でござるよ」とか本当に戦国イメクラの店長にふさわしくなっていきました(笑)。
あるときは「社長に電話で、思わず『なんでござるか?』って答えちゃいましたよ(笑)。でも『その調子でがんばれ』って励まされました」なんて明るく話していたのに……。
いきなり店長が、店に来なくなっちゃったんです。私たちは「あんなにやる気いっぱいだったのになぜ……?」と心配しましたが、社長は「飛んだんだろ。この業界じゃよくあることだよ」と。結局、店長なくして戦国イメクラはできないということで、リニューアルは無しに……。
私は、「あんないい人が簡単に仕事を放り出すわけがない、事件にでも巻き込まれたんじゃ……」と思いましたが、真相はナゾのまま……。もしかして、戦国にハマり過ぎて、忍者修行にでも旅立ったんでしょうか(笑)。
と、ソープの常連のイメプレリクエストで、思い出した体験でした! しかし本当に、ネットを検索しても戦国イメクラとか今でも無い感じだから、やったら本当に受けるかも(笑)。
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- らぶぼにーた編集部
ちょっともったいない話ですね〜。戦国ソープなら、できそうな個室のお店はいくつか知ってます! 体験談が掲載された影子さんには商品券を贈ります! 思い出に残る店長や店員さんとの体験を送ってください!
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