- 本当にあった私の体験談 VOL.410
- アゲマン？サゲマン!? いやアンタがサゲチンだから！
- 東京都 美希 ??歳
- 現在､デリで働いてます｡お客さんとの会話で野球の話が出てふと思い出した､かなり前に私が実家の関西でソープ嬢をしていたときの体験談をメールします｡
そのころの私は若くて､わりと人気のある嬢でした｡あるとき店長に呼ばれて､関東のプロ野球チームの｢○○選手が遠征でこっちに来るとき､美希さんを紹介するからよろしくね｣と言われました｡
私はそのとき○○選手を知らなかったのですが､店長によると相当なオンナ好きらしく､試合で地方に来たときは必ずと言っていいほどクラブやソープを訪れ､そのとき評判の嬢を指名するとのことでした｡
そして当日､○○選手が来たのは関西のチームと試合のある三連戦の真ん中の日……｡私は昔､ボクサーとつきあっていたことがあって､ボクサーは試合前の調整時にはオナニーさえ禁止されてたのに､野球選手はいいのかな？と驚きました｡
なので○○選手に｢こんなところで体力を使っていいんですか？｣と心配したら､彼は｢いいのいいの､俺は控え(選手)だし､野球なんて試合の半分は休憩(攻撃のときは打順が回ってくるまでベンチに座っている)なんだから｣とかなり楽天的｡
彼はさすがにオンナ好きだけあってアッチのほうはうまかったですが､プレイの合間には所属するチームや監督の悪口三昧！ というのも､やっぱりレギュラーで使ってもらえない悔しさがあったようです｡
その悪口を言うときの顔がかなり陰険で､私は｢この人に恨まれたら恐ろしいな～｣と思いました｡あと､同僚選手の秘密とか欠点とかバンバンしゃべって､これを週刊誌の出版社に持ち込んだらヤバいな～……､って話もありました(笑)｡
でも､私は彼に気に入られたらしく､関西に遠征の際は必ずお店に通ってくれるように……｡あいかわらず控えで暇なようでしたが､転機が訪れたのは彼が別のチームに移籍した後｡彼はそのチームでレギュラーとなり､チームも優勝争いに加わったのです｡
それからは､お店に来たときの彼の会話も陰険なものから自慢話に変化｡私も､スポーツ新聞などで野球をチェックするようになっていたので､かなり仲良くなれました｡そしてあるとき､彼のチームが関西のマイナー県に遠征した昼間､私の家に彼から電話がかかってきたんです｡
｢頼む！ ここの県のソープにはろくな子がいないから､今すぐ来てくれ！｣って……｡
その日は､普通に別のお客さんの予約が入っているし､｢お店以外でプレイなんて仕事じゃないからダメ｣と断りましたが､彼は｢お前とやらなきゃ勝てる気がしないんだ！ 今年の俺の活躍はお前のおかげなんだよ｣とかひたすら頼むので……｡
私は｢じゃあ､ソープ嬢としてじゃなくて､愛人にして！ それなら行くわ｣と条件を出したんです｡彼は即答しませんでしたが､ちょっと考えた後｢分かった！｣と言って､××県のホテルと時間を指定してきました｡
実はそのころ私は､彼のことをかなり好きになり始めていたので､店を飛んで､彼の元へ｡その後は本当に愛人になって､東京に住みました｡でも､幸せも長く続きませんでした｡彼は怪我などあって野球選手を引退｡
すぐ後は解説者の仕事がありましたが､その仕事もどんどん減って､彼はいろいろ再起のためにがんばってましたがどれもうまくいかず､私はけっきょく捨てられました……｡私はまだ､彼のことが好きだったのに……｡
しかも､｢お前を愛人にしてから怪我したり､ろくなことなかった！｣と捨て台詞まではかれて(涙)｡そんなこというなら､私だって彼に会わなければ､関西で適当な時期にソープあがって､いまごろ適当な人と結婚して幸せにしてられたんじゃないのか､と思います｡
スポーツ新聞など見ると､彼は今は以前所属していたチームに呼び戻されて､チーム運営の仕事で出世コースに乗ったみたいです｡あぁ､アイツもしかして､どこかでアゲマンでもつかまえたのかな……｡私も､アゲチンつかまえて早く風あがりたい｡
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- らぶぼにーた編集部
美希さん！ なんだか文章が最後のほう､お疲れ気味なような……｡元気出してください！ 体験談が掲載された美希さんには商品券をお贈りします｡そして6月のテーマは｢事件な人に出会ってしまった……｣ ｡プレイに来たお客さんが有名人だった！ 朝のニュースに出てきた犯人が常連客だった！など､驚きのエピソードををメールよろしくです！
- No Title
彼の勤務先は埼玉の球団ですかー（笑）？？
- No Title
自分の成功も失敗も人のせいにしないで自分で努力して道を開きんさい
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