
- 本当にあった私の体験談 VOL.403
- 私の夢を叶えてくれた、男気あふれる店長の話
- 神奈川県 ショウコ 23歳
- 私の実家はけっこう貧乏で、子供のころから我慢の多い生活をしてきました。私が風俗をしようと思ったのは、どうしても欲しい資格があったので、その学費のためです。初めての面接に行ったお店はヘルスでした。
そのとき私は19歳になりかけで、とりあえず話だけでも聞いてみようと、おそるおそる面接に行くと、店長が私をすごくほめてくれたんです。「キミなら絶対に売れっ子になれるよ!」みたいに。
貧乏で友達も少なく、中学からは男の子とまともに話をしなくなっていた私は、店長のほめ言葉を聞いてとても驚きました。今の私なら店長の言葉を“おだててるだけ”と考えるでしょうが、当時の私は本当に世間知らずで、店長の言葉が嬉しかったんです。
でも、お金がないのでメイクをまったくしてなくて、そして友達もいなかったからメイクの情報を得られなかった私が、本当に大丈夫なのかな……? しかし、さすがにいろんな境遇の女の子を相手にしてきた店長。私の不安を見抜いていました。
「ショウコさん、メイクの仕方とか知らないでしょ? キミは素人で売ったら絶対に稼げるけど、少しだけメイクしたほうがいいね」と、面接中にわざわざ自分の彼女に電話をして、「面接後に一緒にデパートの化粧品売り場に来て!」と。
彼女はキャバ嬢らしく、出勤前に呼び出されて不機嫌そうな雰囲気でしたが、店長の電話で事情を知ると快く引き受けてくれました。でも、ここでひとつ問題が。私はそのころ、処女だったのです。処女どころか、キスもしたことなかったんです。
店長もその辺はうすうす気づいていたようで、「ショウコさん、好きな男の子がいたら、風俗で働く前に告白してきたら?」と言ってくれました。もちろん、ヘルスなので処女でも大きな問題はないんですが、やっぱりそこは店長も心情的にかわいそうと思ったようで。
そんなやりとりがあったんですが、とりあえずメイクの仕方は覚えとこうということで、店長とキャバ嬢の彼女と一緒にデパートに行って、美容部員のお姉さんと相談しながらナチュラルメイクに仕上げてもらい、その場で店長がメイク道具一式を買ってくれました。
帰りの車の中でキャバ嬢の彼女は、「処女でヘルスやるなんて絶対にもったいないし後悔する!」みたいに、私が風俗をするのに反対してくれて、店長を「あんたエステとかで稼げる店どこか知らないの?」と怒るように問い詰め……。
彼女の話を黙って聞いていた店長でしたが、突然怒るように「あー!! 分かったよ! ホントはショウコさんをウチに入れたいけど、やっぱ処女でヘルスはダメだよ。手だけの店を紹介するから、そっち行きな。俺がキツいプレイはさせないように話つけるから」なんて。
結局、私は店長が紹介してくれた手だけのサービスの店で働き、学費を貯めることができました。そして、店長の彼女と遊ぶようになり、そこから広がった交友関係で友達づくりにも慣れ、入学した学校で普通に彼氏をつくることができたんです。
本当に店長にはお世話になりました。ときどき、店長がんばってるかな?とお店を検索していたら、このサイトに行き着いたので投稿してみました。それでは失礼します。
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- らぶぼにーた編集部
体験談が掲載されたショウコさんには商品券をお贈りします。店長にもいろんなタイプの人がいますが、ショウコさんが出会った店長は最上級と言えるでしょう! こういう店長は女の子プロデュースもウマくて、お店も繁盛してるんですよね。そして、5月の体験談テーマは「私が見た新人いびり・いじめ」。みなさんが見たお局嬢の新人いびり、あなたが見た(した…?)ライバル嬢の足を引っ張るいじめなど、女の職場ならではの怖〜い話をメールしてください!
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