- 本当にあった私の体験談 VOL.380
- 男は見た目じゃ分からない！ M性感嬢は語る……
- 北海道 えり 21歳
- これは以前､私が働いていた性感ヘルスでの話です｡Ｍ性感ということもあり､女の子に責められたいお客さんばかりでした｡
ある初老のお客さんは､普段はとても落ち着いた雰囲気の方ですが､プレイが始まると､もの凄い声で｢あぁん！ お姉さまあぁ！｣と喘ぎます｡そのお店は壁が薄いなど造りがしっかりしてなかったので､フロア中にお客さんの声が丸聞こえ！
それを聞いてみんな驚きますが､終了すると何事もなかったかのように､また物静かなトーンに戻る初老の紳士……(笑)｡けっこう店の女の子のネタになってました｡
ほかには､同業者のお客さん(お店の男性スタッフ)も来ていました｡彼は｢お店では叱ったり女の子に頼られるばかりだから疲れるんだ……｣とお疲れ気味｡ですがプレイが始まると｢入れて！ 絶対入るから！｣と､挿入をねだります｡
何を｢入れて！｣かというと､なんとフィスト……｡コブシなんです｡普通のヘルスとは真逆(？)ですよね｡彼はフィストファックされたり､叩かれるのが大好きで､お尻にたくさんアザをつけて満足そうに帰られます｡
そして､中でも印象的だったのは全身刺青にパンチパーマの､その筋らしきお客さんです｡待合室でウロウロするので､スタッフが｢どうぞお座り下さい｣と言っても｢いや､いいです｣とひと言｡
それでもずっとウロウロウロウロと落ち着かないので､スタッフが｢あの～｣みたいに声をかけると､｢……るんだよ｣と､小声で答えるお客さん｡スタッフが｢？？？｣でいると……､｢入ってるんだよ！｣｡どうやら既にお尻にバイブを仕込んでいたようです(笑)｡
そのお客さんはピンヒールで踏まれるのも好きで､顔､胸､背中､お尻､チンコなどを踏んだり蹴ったりすると｢もっと！｣と喜んでいました｡しかも必ず｢撮って下さい！｣と､お客さん自身の身体をポラロイドカメラで撮影させ､そのポラをなぜか私にくれます｡使い道はありませんが……(汗)｡
ほかにも､オプションの“聖水”がお気に入りで､持参したコップに入れてゴクゴク飲んだり｡飲み切れなかった分はペットボトルに入れて持って帰ってました……｡
なんと言っても､このお客さんたちも､ほかのお客さんも､外見からは想像がつかないプレイが好きな方ばかりなので本当に驚きます｡しかもＭ性感はこちらがプレイをリードするので想像力が必要だったり､変な体位で責めたりして筋肉痛になるのが最初は大変でした｡
でも､Ｍ性感のプレイ自体は本格的なSMとまた少し違い､ムチや縄はありますが､あまり使いません｡アイマスクや手枷､足枷､アナルパールやアナルバイブ､エネマグラが使用頻度が高いです｡乳首が感じる人が断然多かったので乳首を執拗に責めたりします｡
私は外見的にＭっぽいので､彼女が彼にＨないたずら(逆レイプ)をするイメージプレイが多かったかな……｡お客さんも､普通の女の子に責められたい人が多いようで､全然お姉さま系じゃないどころかボーっとしてる私は重宝されました(笑)
ちなみに､18､9歳の普通の学生さんもチラホラ来店｡けっこう可愛いかったりカッコよかったりする男の子なのに､｢ちょっと興味があって……｣からスタートして､実際にハマってしまったときは正直複雑な気持ちになります｡
普通のヘルスとは客層が違うので､合う人にはいいかもしれませんね……｡
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- らぶぼにーた編集部
Ｍ性感って女の子が責めになれるってことで気持ち的に楽そうですが､実際に働くと複雑な気持ちになることもあるんですね(笑)｡おもしろかったです！ 体験談が掲載された､えりさんには商品券をお贈りします｡みなさんも､フェチ風俗で働いた体験などメールください！
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