商品券をゲットしませんか?

バックナンバー

本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

商品券をゲットしませんか?
バックナンバーはこちら

本当にあった私の体験談 VOL.356
課長のおかげで稼ぎ上昇? 秋の夜長のソープバイト

東京都 黒木 25歳
私は、昼職と掛け持ちでソープ嬢している腐女子(ふじょし)です。みなさん、腐女子ってご存知ですか? よく誤認している人が少なくないですが、オタクな女性のことじゃないんですよ!

腐女子とは、男と男が愛し合う「ボーイズラブ(BL)」というジャンルの漫画や小説などを好む女性のことです。

なんでそんな女がソープ嬢してるかというと、やっぱりBL作品を買いまくるためです。最近は漫画や小説のほかにドラマCDやゲームも多く出ているし、同人誌なども含めるといくらお金があっても足りません……。

さいわい私はリアルな恋愛には興味が薄いので、普通の人が恋愛に使う時間をソープのバイトやBLのために利用。昼職の会社では自ら腐女子だとカミングアウトして、同僚から普通じゃない子と認識されることで深い付き合いを避け、自分の時間を確保していました。

でも、そんな平和が突き破られたんです。昼職の課長と一緒に取引先を訪問した帰り、電車の中で課長に「黒木さんって漫画が好きなんでしょ?」って聞かれました。私は「なんで知ってるんですか?」と質問返し。

課長は、ちょっと困ったような顔をして「いや、みんな言ってるから」と。そう、職場でカミングアウトしてるから、課長も知ってて当たり前なんです。なのに質問返ししてしまうのは、ひねくれた女の悲しい性(さが)……。

「漫画って言っても普通の漫画じゃないんですよ」と私は説明を始めました。「私のホームは池袋なんです」と言って、心の中で「ホームってなんやねん!」と自分にツッコミつつ課長には「乙女ロードってご存知ですか?」とクールを装い質問。

課長は「知識としては知ってるけど、よくは分からないな」とはにかみました。

私は心の中で「あれ? 課長のステキなハニカミ発見!」と興奮しつつ、ソトヅラはあくまで冷静。「乙女ロードには、ボーイズラブっていう男の人と男の人の恋愛を扱った漫画を売ってる本屋さんがたくさんあるんですよ」と解説を続けます。

すると課長は「それはホモとは違うの?」とドンドン突っ込んでくる……。ああ、この人、その他の同僚と違ってコミュニケーション上手……。さすが……、課長……。

「ボーイズラブはホモじゃないんです。分かりやすく言うなら、薔薇系。逆に百合系っていうのもあって、薔薇は男性と男性の恋愛、百合は女性と女性の恋愛……」って説明しつつ、心の中で「ぜんぜん分かりやすくないやんけー!」とひとりツッコミ!

もう、冷静でいられません……。このとき私は、濡れていました。ああ、なんか今まで、課長のように私のBLという性癖に、こんなに突っ込んで来る人いなかった。性癖をいじられると、こんなに体がほてるなんて……。

その日の仕事終わりに行ったソープバイトは、アツくなった体を冷ますのにちょうど良かったです。それから気付いたのは、課長にまわりくどく突っ込んでもらうより、ソープのお客さんに自分の痴態をさらしたほうが手軽に気持ちよくなれること。

ああ、現役OLソープ嬢でかつ腐女子に、Mという属性が加わってしまいました。そのおかげで、最近やっとセックスの気持ちよさが分かってきた25の秋です。本指名も、増えてしまいました……。
■ この記事の感想を下のボタンを押して送ってください。
    (40)
    (100)
    (52)
    (38)
■ この投稿に寄せられた感想
らぶぼにーた編集部

腐女子のみなさんは、いろんな男性を脳内で恋人同士にして妄想するそうですが、黒木さんも課長&部下、ソープ店長&ボーイさんなどで楽しんでるんでしょうか? それとも、興味はMに移りつつあるとか……? また興味深い体験をしたら、メールくださいね。体験談が掲載された黒木さんには商品券をお贈りします。

■ この体験談に意見、質問、感想がある方はこちらに書き込んでください。
    (件名)