
- 本当にあった私の体験談 VOL.298
- デリヘルのニート支援事業
- 東京都 ライス小 22歳
- 私が働くデリヘルは商店街の中。その商店街では、就職できないプーやニートを店で雇うという、なかなか優しいことをやってます。そして私が在籍するデリヘルも、アリバイ会社がその商店街に所属。
なのでオーナーは、商店街との付き合いで、ひとりのニートA君を雇いました。A君は、最初はアリバイ会社で電話番などをしてたんですが、かなり使えないのでデリヘルのドライバーになりました。
正直、オーナーの話を聞いて不安になりましたが、A君は車オタクで、高校時代の不登校生活の中でも車を運転したいという思いは断ち切れず、18歳になったときに教習所だけには通って免許を取ったそうです。
その姿にA君のお母さんは感激して車をプレゼント。A君はその後、自分の部屋のほかに車の中という新たな引きこもり空間を見つけて、さらにニートに拍車がかかったとか(笑)。
私やほかの女の子は、いつもオドオドしているA君を見て、「アイツからかうとおもしろい」と、車待機や送迎のときに話しかけて、彼の過去を探っていました。機嫌の悪いときは「私たちが稼いでる金でアンタの給料が出てんんだよ」とか嫌な態度を取ったり。
でもA君は、オドオドしながら「はい、すいません。ありがたいです」とか文句無し。やがて、それまでの会話から女の子の好みが分かってきたらしく、車内のBGMを乗ってる女の子で変えたり、ファッション誌などを用意してくれるようになりました。
音楽や雑誌代は全部A君が出してるんですが、彼は親と同居で生活費に困ることも無いので、私を含め女の子たちは、彼の親切を普通に受けていました。でも、彼と私たちの「従者とお姫様」みたいな関係は急に終わりました。
オーナーに聞いたところ、検問で止まったA君の車のトランクからエアガン、防弾チョッキ、ガスマスク、特殊警棒、サバイバルナイフ、お土産用の日本刀なんかが発見されて、銃刀法違反で逮捕されたのだそうです。
すぐに釈放になりましたが、彼のお母さんから電話が入って「ご迷惑かけるのでしばらくお休みさせてください」みたいな連絡があったそうで、それ以来、A君とは会えていません。
実は彼が逮捕されたのって、私のせいだったりするんですよ。けっこう前、A君の送迎で客の自宅に行ったんですが、その客の部屋がすごく汚くて、「私は接客できない」って店にコール。そして私と客がトラブりました。
そこで、近くに待機してたA君に店から連絡が入って、彼が助けに来てくれたのです。でもその彼の姿が強烈でした。両手に黒い特殊警棒、ガスマスクと防弾チョッキなんかで身を固めて、「ブッコ○スぞ!!!」なんて叫びながら走ってきたんです。
客は普通にビックリして無事解決? 私もその場ではA君の姿が怖かったですが、車に戻ってあらためて見るとかなり間抜け、というか変態っぽくて笑えました。
A君は、「俺ケンカしたことないから、でもみんなを守らなきゃいけないから」などとゴニョゴニョ言ってたので、私が「刀とかナイフもあったほうが強そうだよ」と言ってしまったんです。
きっと私のリクエストに応えてナイフやお土産用の日本刀を買ったA君。ちゃんと社会復帰はできてるでしょうか。車待機のとき、ときどき思い出します。
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- らぶぼにーた編集部
車待機という、デリヘルならではの体験談でした。A君に対するちょっと複雑な気持ちが感じられる文章でした。体験談が掲載されたライス小さんには商品券をお贈りします。
- ?
これ、ソプ板じゃないの?デリヘルって…。
- 体験談は
ソプ版、ライト版共通ですよ。
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