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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.275
温泉、好きなんだよね……

島根県 まき 25歳
以前いたお店での話です。ショートコースで入られたお客様、20代後半の普通のお兄さんでした。気楽に接客できそうなお客様で、私もリラックス。

軽くあいさつして、お湯を溜めつつ体を洗ったり、一緒に湯舟に浸かったり。ひと段落イチャイチャして、私は「じゃあショートなのでマットは時間がないからベッドいきましょう」と誘い、湯舟から二人で立ち上がりました。

そのとき、お客様がフラリ……。一瞬よろけたのです。私が「大丈夫?」と体を寄せると、お客様は「うん」とニッコリ。なので普通に体を拭いてると、今度はお客様が抱きついてきたんです。

私は心の中で「もう待てないのかしら」と思っていたら、すっごい重みが……。耐えきれずに、抱きついてくるお客様をかわすように体をずらしたら、お客様はそのまま棒が倒れるみたいに、頭から床にズドーン!って倒れちゃった。

私はあわてて「お兄さん大丈夫!?」とタオルをかけて話しかけたけど無反応。こんなの初めてなのでフロントにコールしようとしたら、お客様は「あ、俺いま倒れてる?」と目を覚ましました。

すぐさま私はお客様に駆け寄り「あー! はい!! 救急車呼びましょうか!?」。かなりテンパってました。お客様は「あ、全然大丈夫だよ、ビックリさせてごめんね」なんて笑顔を浮かべ、ベッドに座って自分で体をフキフキ。

私は、本当に大丈夫なのかしばらく不安で、お話しながらドキドキ。お客様は、月に一回は風呂場で倒れるらしい、家でも……(汗)。私、思わず「よく生きてますね(失礼!)」と言っちゃった。

お客様も「俺もそう思うよ」って納得してましたが、病院で検査しても特に体に異常なしらしいです。

お客様は、その日は県外から島根に一人で来られたらしく、私が「お仕事か何かで?」と聞いたら、「俺、温泉が好きなんだよね、今日は島根の温泉に入るために来たよ」って。

月に一回は風呂場で倒れるのに温泉好き。今回、倒れた風呂場はソープランド……。

お見送りのとき、いつもなら普通に「お気をつけてー」と言う私ですが、そのお客様には「ほんっと、ほんとに気をつけてね!」とかなり心配な感情を込めながらお見送りしたのでした。

お客様も「うん気をつけるよ」とニッコリしてましたが、その後は元気に過ごしてらっしゃるのかしら……。もしかして、お客様がショートコースを選択したのは、ロングだとホントにヤバイからかも(笑)。

温泉街近くのソープ嬢のみなさん、お風呂あがりによろけるお客様に当たったら、ちょっとだけ心のご準備を。
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