- 本当にあった私の体験談 VOL.254
- コンプレックスは､一定層にはおいしいオカズ
- 千葉県 総武線女 26歳
- 私は三白眼です｡小さな頃はそんなこと知らないし､意識もしてなかったんですが､中2くらいのときに誰かに指摘されて以来､｢言われてみれば私の黒目と下まぶたって間が空きすぎ……｣とコンプレックスになりました｡
似てる芸能人としてよく言われるのが､エブリ・リトル・シングの持田香織さん｡最近だと､女優の香椎由宇ちゃん､ときどき栗山千明ちゃんです｡でも､それって似てるって言うにはかなり無理あります｡私､そんなに美しい顔してないっつーの！
私に向かって｢持田香織｣｢香椎由宇｣｢栗山千明｣と言うなんて､｢あんた三白眼だね｣って言うのと同じだーー(泣) 言ってる人たちは褒めてる､またはお世辞を言ってくれてるのカモだけど､かなり心にグサッとくるんですよね……｡
でも､ソープのプロフの似てる芸能人には｢持田香織｣って書いてます､分かりやすいので｡もちろんそんな美しくないので顔出しはＮＧです｡私に入ったお客さんは､｢たしかに持田香織ぽい｣と褒め言葉のように言うんですが､リピーターにはあまりなってくれないんですよね｡
なのである期間､顔を出してたことがあるんです｡季節的にも店的にも暇でフリーが少なく､本指名もあまり来ないもんだから､店になんとなくプレッシャーかけられちゃって｡私は､｢借金の返済日もキツキツだししかたないか……｣と思い切って顔出しを決意｡
店がセッティングしたネットの取材を受けに行きました｡しかし､それが災いしました｡取材する記者は案の定､｢持田香織とか栗山千明っぽい｣と言い､｢けっこう性格Ｓでしょ｣とか言われて､私も｢Ｓのほうが楽そうだしＳでいいや｣と思いＳキャラで通しました｡
するとその取材の記事がソープの情報サイトに載った次の出勤前日､店から着信があったので出ると､ボーイさんが｢明日の枠が全部予約で埋まりましたので､出勤お願いしますね｣って珍しく優しいし｡
で出勤すると､店長は｢お客さんが持ってるイメージ壊さないようにね｣って笑顔で微妙に嫌なプレッシャーを……｡ここまで読まれて分かるかも知れませんが､私って断れないキャラなんです(泣) 借金､店のプレッシャー､記者の取材……｡
その予約で埋まった日から私は､私が知りうる限りのＳキャラを演じました｡そして予約のお客さんは､見事なまでにホンマモンのＭ(というか私は本物のＭ男ってどんなのか知らないのであくまでイメージです)ばっかり｡
即Ｆを焦らしたり､指にゴムはめてＡをいじったり､アソコを踏んだり､リクエストに答えて顔面騎乗したり……｡だけど私は､あんま焦らしすぎてアンケート悪く書かれるのも嫌なので､マニュアルどおりに３回戦はやっちゃうしで……｡
ネット予約は増え続け､リピートも調子よく､本指になったＭ男のリクエストはエスカレートして行くわで､私は忙しさにかまけて(この場合かまけて､なのかな？)Ｓキャラを演じるのが当たり前(でもあいかわらず断れないキャラ)になっていったのです｡
こうして､人気嬢の仲間入りをした私ですが､とうとう無理になりました｡あるＭ男の本指が､ウ○コを持ち帰りたいってお弁当箱を出してきたんです｡私は……｡
断れませんでした！ ていうか書いてて気づいたんですが､これって私のほうがＭ女扱いなんじゃ？？
彼のお弁当箱にいたしましたが､もうこれ以上は耐えられないと､その客はＮＧにして､顔出しもＮＧに戻しました｡店長には反対されましたが､ここだけは断りました｡いまの私は､あのときに得た従順なＭ男の本指で食ってるようなものです｡
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- え？
似てる有名人をしつこい位に何度も言い続ける必要あったのか？ つーかそもそも書く必要無いだろｗ
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