
- 本当にあった私の体験談 VOL.201
- 念願成就、お百度H
- 東京都 藁子 34歳
- 私はこの春、ソープをあがり実家に帰る予定です。ソープ勤めも10年を超え、目標も達成することができました。私が上京したのは、大学進学のためですが、肝心の卒業のときは就職氷河期で、女子にはろくな就職先がありませんでした。
一応、とあるアミューズメント産業の企業に就職はしたものの、早番・遅番の不規則なシフトや、アルバイトやパートのおばさんを束ねる気づかれなどが重なり、体の具合を悪くして休職。そのまま退職となりました。
今なら、お医者さんに行けば普通にウツと診断されていたのではないでしょうか。私は働く自信をなくし、実家に帰ろうかとも思いましたが、せっかく大学まで出してくれた両親のことを思うと悪いような気がして、東京に留まりました。
で、まずは気楽にできる仕事からやろうと、自分は何が好きかを考え、至ったところがH。規則的に働きたかったので、ソープの早番で週5勤務を始めたのです。これを読むと、当時なんで新卒同然の小娘が、Hが好きなだけでソープで働くのかと思う方もいるでしょう。
でも、私は本当に深く考えて、やっぱりHが好きだという考えに至ったのです。私のH好きに火が灯されたのは高校3年とき。受験に向け、昼は学校、放課後は課外授業と予備校の毎日でした。でも、予備校で彼氏ができてしまったのです。
私たちはお互い初めて同士で、最初の数回こそホテルでしましたが、当時のいなかの高校生なんて、はっきり言ってお金持ってません。そのうち、予備校が終わってから近くの神社に行き、するようになりました。
最初は別にHする気はなく、お互いの学校のことや受験勉強の進み具合を話して、キスして体をまさぐる程度でした。でも、高3の青春は止まりませんでした。社殿の裏で、社務所の裏で、お神輿の倉庫の裏で……。
予備校が終わったあとの暗い神社の影で、私たちは重なりました。その神社は、地元では大きな神社で、お祭りなども大規模。私たちは子供の頃から神社に親しんで育ったので、特に恐くはありませんでした。そして、実は夜の神社には、わりと人がいるものです。
コーン、コーン、コーンと木に釘を打ちつける音。ひたひたひたと石段を裸足で往復し、一晩に何度も神社にお参りする人。何に使うのか竹林で竹を切っている人。境内の一番奥にある本殿では、決まった日に宮司さんがお祈りをしていました。
ときどき林の中に入ると、私たちと同じ目的で来ている人や、白装束の人、中には白装束にダウンジャケットという変な格好の人に出会ったり、境内ではふんどし一丁で水浴びしている人もいました。
最初はビックリしましたが、夜な夜な神社に集まる人の中には、他人に干渉しないという暗黙のルールができているようで、バッタリ出くわしても会釈するでもなくすれ違って、自分の持ち場(?)に向かうのでした。
ほぼ毎日、Hしていた私。コーン、コーン、コーンと突かれ、見事に念願成就して大学合格。別に学問の神様とかアッチ関連の神社じゃなかったのですが、私をH好きに、そして大学合格に導いてくれた神社。
そして就職に失敗して悩んでいた私に、次なる道への啓示を与えてくれた神社。ありがとう、私はこの春、ふるさとに帰ります。
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- 祝・退職
お疲れ様でした☆
- 奈緒子
私は、そんな体験をしてみたいと思いました。 私は、まだ、やったことはないけど、 スカートめくりをされてショックでした。読ませていただきありがとうございました。
- 盛りすぎ
神社でやってんじゃねーよカス
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