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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.171
あぁ、ウッカリの一言が身を滅ぼす!?

東京都 たかみ 29歳
掲示板(教えてお姉さんQ&A)の「寝言。」というトピックにあった、寝言で「シャワー入りまぁす! 」と言ってしまい、彼がびっくりしていた、という書き込みを見て、私もそんな経験を書いてみました。

私は、美容院開業を夢見て3年間ヘルスで働いたあと、美容師になりました。しかし、やはり美容師だけでやっていくのは金銭的につらく、メインにソープを週1、2日ぐらい入れて、風俗と美容師を兼業するようになりました。

でも、疲れがどんどんたまってきて、そのうち風俗で働いているのか美容院で働いているのか、意識がはっきりしない魔の時間が現れるようになったのです。

特に、シャンプーをするときが危険。前日飲み過ぎや寝不足の場合などは本当に要注意です。

「シャンプーはいかがなさいますか?」というのを、本当に「シャワー入りまーす」と言いかけてしまいます。言いかけた途中で“ハッ”と我に帰り、何度言葉を飲み込んだか分かりません。

そんなときは、また寝ぼけないようにとお客様の頭を力をこめてシャンプーします。お客様はけっこう強めにシャンプーされるのが好きなようで、私のシャンプーは美容院の中でも好評らしいのですが、「寝ぼけないように」なんて理由があるとは誰も知らないと思います。

でも、ときどき力を入れすぎて、爪が頭皮に突き刺さることも……。シャンプーの白い泡の中が、ポツンと赤くなっていたりすることがあります。

それでもお客様は「今までのシャンプーの中で一番気持ちよかったよ」なんて喜んでくれたりするので、出血があっても、カット中に切ったことにしよう、と知らんぷりします。

しかし、そんな私もついに失言してしまう日がきました。その日は特に寝不足というわけじゃなかったんですが、お客様をカット台に連れて行くときに口を滑らせてしまったのです。

「お客様、お手洗いは大丈夫ですか?」って!!

でも、私の失言を受けた40歳ぐらいの女性は「そうね、今日は時間がかかりそうだから、ちょっと行ってこようかな」とお返事。

私の一言でお手洗いに行くことになりました。さすがに私はひとり赤面してしまい、その人がトイレから帰ってくるまで時間は、永遠に続くかのように長く思えました。

ほかの美容師たちは、ちょっと不思議そうな顔で私を振り返ってましたが、次の日から同僚が「今日は長くなりますので、もしよろしかったらお手洗い済ませておきますか?」なんてさっそく使っているのです。

パーマなどは長時間かかるので、もっともな対応なんでしょうけど、私としてはかなり微妙な心境だったことは言うまでもありません。

結局、その美容院はやめてしまい、今はソープで働いていますが、私の夢がかなってお店を出したときは、「お客様、お手洗いは大丈夫ですか?」とまず対応することをマニュアル化したいと思います(笑)。
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良いと思いますよ!

ご本人はドキドキだったかも知れないけれど、 お客様の立場に立ってみると、ああ気が利いているなと 思います!大丈夫!是非、開店の際はマニュアルにして下さいね!

いいですね

自分から言いづらい時ありますしね。 怪我の巧妙ですね。

私も

同じ美容師です(笑) 私は新人アシスタント時代初めてのシャンプーで先輩にシャワーの扱いがうまいね。と言われました。

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