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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.170
私の送ったダメなクリスマスプレゼント集

東京都 かいり 26歳
高校1年生の時の事です。私は大学生の彼と付き合っていました。彼と過ごす初めてのクリスマス。その時、私たちは付き合い出して1ヶ月で、とってもホットな時期でした。

お互いにプレゼントを買って、クリスマスイブに交換しよう、という話になっていて、私たちは物凄く盛り上がっていました。彼のプレゼントを考えるのが凄く楽しくて、私は幸せな気分になっていました。

しかし、その当時、私は貧乏な高校生。服や時計や、彼が欲しそうな物を買ってあげるお金はなく悩んでいました。そこで当時の私、今考えるとどうかと思いますが、彼に手編みのセーターをプレゼントする事にしたんです。

……どう考えても私の案はアマアマでした。なにせ、クリスマスまでは1ヶ月しかなく、手編み素人の私がセーターなんて、無理な話だったんです。

結局1ヶ月かけてできあがったのは、なんか、変な輪っかでした。もちろんセーターとはとても呼べず、しいて言えば、チューブトップ?

なんか、そんな感じの残念な物体で、自分のダメさかげんに涙が……。徹夜明けのヒドい顔が泣き顔で更にヒドい顔にして、クリスマスイブにそれを彼に渡しました。

「これって……うん。よく分からないけど、何かに使うね。大切に使うよ」

彼は優しかったです。私の事を攻める事はせず、彼は私に指輪をくれました。そして、1ヶ月後、私は彼と別れました。

そして翌年のクリスマス。私は新しい彼と付き合っていました。去年と同じく私は貧乏だったのですが、前回の失敗をふまえて、手作りのものはやめようと思っていました。

しかしながら、お金は無い。ろくな物が買えません。そこで私は、ある名案を思いついたのです。

クリスマスイブ当日、食事を楽しんだ私たちは、ホテルへと移動しました。部屋につくと、彼が小さな箱を私に手渡してきました。箱をあけると、指輪でした。私はとても喜んで、彼に言いました。

「じゃあ、次は私からのプレゼントね」

そう言うと、私は着ていた服を脱ぎました。下着姿の私の体には、あらかじめ結びつけておいた赤いリボン。

「プレゼントは、私」

これはナイスプレゼントだろう、と思って彼の顔を見ると(ちなみにその時の彼とは、まだHしてませんでした)、明らかにドン引きしてます。寒い空気が流れ、空気がまたたく間に凍り、彼はこう言いました。

「まぁ、とりあえず、シャワー浴びてきなよ」

その彼とはその後1週間で別れました。

今となっては笑い話ですが、当時は真剣だったのでショックでした。だから今、収入がそれなりにある私は、クリスマスプレゼントにお金をおしみません。

けど、当時と違う所がもう一つあって、プレゼントをあげる相手が彼氏じゃなくホストなんですよね(笑)。早くいいプレゼントをあげられる彼氏を見つけたいものです……。
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うーん

これって、マンガや歌の歌詞にもあるけど、 私も試してみて、見事に失敗しました。

男だったら

据え膳食えよ!引くんじゃないよ〜 私のこの勇気をどうしてくれるんだーと思っちゃいますね。

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