
- 本当にあった私の体験談 VOL.164
- ただいま人生再出発中! 私がソープを辞めた理由
- 神奈川県 チコ 34歳
- こんにちは、私は今年の春にソープをあがり、今は介護関連の専門学校に通っています。
ソープに入店した理由は家族の借金。入店当初はソープのサービスに面食らい、アパートに帰って泣くことしばしばでした。
でも、早くあがりたい一心と、正直すぐに慣れちゃったのも手伝って、ほかの子が嫌がるお客さんも取るようにしていました。
今回メールするのは、私がソープをあがる理由となったお客さんの話。オムツ着用で、青春時代が第二次世界大戦中だったおじいちゃんです。
そのおじいちゃんは、店の常連さん。年齢とともに足が弱って、階段の上り下りが困難になっていました。私のいた店には1階に部屋がなく、ご案内はボーイさんがおじいちゃんをオンブです。
体はヨボヨボですが、頭と口はしっかりしてて、しかも私を見下すような命令口調。そんなだからか、おじいちゃんは店の女の子ほとんどからNG客にされてました。
でも、店は常連のおじいちゃんをNGにできず、私に回ってきたというわけです。ズボンを脱がすとボリュームある大人用オムツ。おじいちゃんは起ちませんでした。
そのくせサービスは堂々と要求するので即からです。いろいろ命令されながら、体洗ってお風呂入ってMして……。
帰りにはおじいちゃん持参の新しいオムツをはかせて、チューしてボーイさんの背中に乗せて、階段下までお見送りといった流れでした。
次から、おじいちゃんは私を指名するようになりました。まあ正直、歓迎か嫌かの2択で言えば嫌だったのですが、店も困るだろうし、何よりおじいちゃんのプライドが傷つくだろうと思い、指名を受けました。
でも、今振り返ってみれば、キツかったのは即Fと、第二次世界大戦中の教育を受けて育った頭と、命令口調でしょうか。実は、楽なお客さんだったんじゃないかと思っています。
私の本指となり、月に2回は来ていたおじいちゃんが、そういや来ないなー、と気づいたのは、今年の2月下旬。1月に「姫はじめですね」って接客してから、1ヶ月半くらいたったときのことでした。
なんて思っていると、店長と私を訪ねてひとりのおばあちゃんが店に……。おばあちゃんはおじいちゃんの奥さん。おじいちゃんは、私と店長に遺産を分けるよう、おばあちゃんに遺言して亡くなったそうです。
おばあちゃんは、このお金はどこからも足が付かないお金だからと言って、私と店長に風呂敷包みをくれました。店長は微妙な顔して、結局は受け取ってましたが、私はありがたくいただいて借金を返済。
今、介護関連の専門学校に通っているのは、また同じようなパターンで「お金もらえるかなー」なんてほぉ〜んの少しだけは期待してますが(笑)、これと言って取り得のない三十路の私が、人生を再出発させるのと、これからの少子高齢社会のことを考えれば、「まあ食いっぱぐれないかなー」と思ったからです。
おじいちゃんには、本当に感謝の気持ちでいっぱい。「おばあちゃんの世話もまかせといて」とか、毎日なんとなく空に向かって話しかけてます。
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- 私も
18でヘルスして大学中退して、ソープを少しだけやって、福祉の学校に通ってます。 良くも悪くも、汚れ仕事なら任せてって感じになったから、やりがいある仕事になりそうです
- 。・゜・(つД`)・゜・。
素敵な話ですね。
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