
- 本当にあった私の体験談 VOL.149
- 実録!超粘着男のストーキング
- 福島県 みゆ 27歳
ストーカーに困ってる女の子って多いですよね。私もそのうちの一人で、よくストーキングされちゃうんです。何故か惚れられちゃう事が多くて、粘着質な人も大勢いました。
しかし、そんな大勢いる中でも絶対忘れられないお客さんがいます。彼のストーキングは物凄くて、他のお客さんとはレベルが違いました。今日はそんなお客さんの話をします。
そのお客さんに初めて会ったのは3年前、まだ私が素人新人としてソープデビューしたばかりでした。ネット指名で来た彼は、初めて入ったときから1週間に2度のペースで通い詰めるようになりました。ルックスはちょっとキツかったんですけど、まあ、良いお客さんだなー、と思っていたんです。
そんな彼がある日、
「みゆちゃんはいつぼくと結婚してくれるのかなぁ〜?」
などと言い出して、事態は変わってきます。いくら断っても断っても通い詰めてはしつこく結婚を迫るようになり、私はとうとう彼を出禁にしました。
しばらくは何事も無く時は過ぎて行ったのですが、ある日、私が家でテレビを見ていると、家のチャイムが鳴りました。何の疑いも無く玄関のドアを開けると、そこには出禁にした彼が立っていました。
ど、ど、ど、どうして!?私はあまりの事態に呆然としてしまいました。
「ひ、ひどいなぁ、みゆちゃん。ぼくはこんなにみゆちゃんの事を思ってるのに……」
彼がそこまで言うと、私は思いっきりドアを閉めました。その後彼は何度も何度もチャイムを鳴らし続けていましたが、私は家の鍵を全て閉めて、朝までガタガタ震えながら閉じこもっていました。
さすがにそんな事があったので、私は即刻アパートを出て、友達の家に転がり込みました。お店も辞めて、新しい土地でまたソープを始める事にしたんです。
新しいお店では写真は一切出さず、HPにもプロフィールのみを載せました。もちろん出身地、星座、血液型など全てデタラメです。
何事も無く月日が過ぎ去り、1年半が過ぎました。そんなある日、ここまで書けば分かると思いますけど、彼が私の目の前に現れたのです。
一瞬呆然としましたが、私は彼の手を引き、個室にまで連れて行きました。
「どうして分かったの?」
私がそう聞くと、彼は言いました。
「ソープランドのHPを全部くまなくチェックしたんだよ。身長と3サイズが同じか、似ている人に目星をつけて、その人の所には必ず行ったんだ。でも、時間かかったなー。1年以上かかっちゃったよ」
馬鹿すぎです。思わず私は笑っちゃいましたけど、すぐに言いました。
「ごめん。私、あなたの事、全然好きじゃないんだ。ていうか、嫌い。大嫌い。顔も見たくないの。ごめんね。もう私の前に現れないで」
そう言って、ボーイさんにお願いして、彼をつまみだしてもらいました。
結局この件がきっかけで、私はソープの仕事を完全に辞めました。それで今はデリヘルで働いているんですけど、この文章を彼が読んだらと思うと、ゾッとします。彼なら日本全国のデリヘルをしらみつぶしに探しそうですから……。
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- ストーカーは怖いけど
私も以前ストーカーされたことがあります。でもストーカーってある意味では結構ありがたい存在なんですよ。留守中家の前でウロウロしてくれて泥棒に入られなくなるんです。まあ無料のガードマンみたいな存在ですね。いっぺんに突き放しても効果ないから電話に出てあげながらも電話を近づけ大きなオナラをして「あっ、オナラしちゃった。聞こえた?臭ーい。スカンクみたい。」なんてやっていればそのうちどこかに行ってくれますよ。
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