
- 本当にあった私の体験談 VOL.145
- 恥ずかしながら、私も“ハンカチ王子”に振り回された一人です
- 東京都 28歳 佑LOVE
この夏、私は恋をしました。
スッキリとして整った顔立ち、白いシャツが眩しく、夏の日差しの中、ハンカチで汗をぬぐう彼がとっても愛おしい。あぁ、私は彼の、ハンカチになりたい。
そう。私、あの“ハンカチ王子”こと斉藤くんにハマってしまったんです。
根っからの野球好きの私は、今年の夏の甲子園もテレビの前で観戦していました。最初は駒苫の3連覇を願って応援していたのですが、早実の斉藤君を見て、いっぺんにファンになってしまいました。
あどけなさの残る端正な顔立ちを崩さず、小柄ながら相手バッターからクルクルと三振を取る姿に、私はもうメロメロ。駒苫の事などどこかにいってしまいました。
「ファイト斉藤君!絶対優勝して!」と日々自宅のテレビから声援を送り続け、斉藤君も私の期待に答えてくれて、決勝まで勝ち進んでくれたのです。
決勝のその日、私は出勤だったのですが、仮病を使ってお休みを頂き(この場を借りて関係者各位にお詫びします)、自宅のテレビにかじりついて観戦しました。
試合は皆さんご存知の通り、大熱戦の末、引き分け。試合終了まで見届けて、ほっと一息ついた私は、ふと思いました。
「甲子園に行きたい!斉藤君の勇姿が見たい!」
そう思ったらもう、止まりません。お店には「体調が悪いので明日も休みたい」と伝え(この場を借りて関係者各位にお詫びします。もうしません)と伝え、私は最終の電車で一路大阪へ。梅田のホテルにチェックインして、翌日の再戦を待ちます。胸がドキドキしてその夜は寝付けませんでした。
翌朝、くそ暑い中チケットを求めて並び、何とかゲットしたチケットで斉藤君の勇姿を見守りました。それから数時間は、私にとって至福の時でした。私の目の前で斉藤君が投げ、相手打者を手玉に取っています。
最終回、斉藤君が渾身の直球で田中君を三振に取り、ガッツポーズを決めた瞬間、私の目からは涙がブワっと溢れました。とても寂しい話ですが、人生で一番嬉しかった瞬間かもしれません(笑)。この日は多くのファンにもみくちゃにされながら、デジカメで何とか斉藤君の姿を撮って、ほくほくで帰宅しました。あぁ、斉藤君、最高!
進路が注目される斉藤君ですが、是非大学に進学してほしいですね。だって、神宮球場だったら家のすぐ近くなんですもん。もし、北海道や福岡のプロ球団に行ってしまったら……考えるだけで恐ろしいです。けど、今のテンションなら、間違いなく地方にでも通ってしまうと思います(笑)。
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- つまらんよ
ほくほくって何…?オバチャン用語?
- いいですね
あなた最高です がんばって見に行って下さい 楽しいことしてるときは幸せですよね
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