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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.109
どうして私だけ、買ってもらえないの?

  
神奈川県 レモン 25歳

同業の友人が今度、お客さんに車買ってもらうことになったらしいんです。いいなぁ……私なんか1万円以上のもの買ってもらったことないのに

この前は、マンション買ってもらったばかりで、どうしてそんな気前いい人みつけることできるんでしょうか。私だけがお客さんに恵まれていないのかな。

私は、万札を握り締めてくる人に好かれちゃうのよねぇ。1週間に1回必ず、来てくれる会社員の人がいたけど、さすがにきつかったらしくて、突然来なくなって連絡もなくなっちゃったし。

そんな私に彼女は、奥の手を教えてくれました。

「私の場合はね、見込みのありそうな人が来たら、携帯の番号を教えて『今度外で会おうか』って誘うのよ」

「見込みのありそうな人ってどうやって見分けるの? 」

「たとえば、レストランに行ってコース料理を注文するとき、一番安いコースを頼む人はその時点でアウトね。私のためにお金を使ってくれそうもないし、もう外じゃ会わない」

「私なんてチェーン店の居酒屋よ。コース料理な分だけいいよね」

「それと、お金を持っているといっても、本当の大金持ちはケチだから見込みなし。小金持ちと中金持ちは、お金をたくさん使うから、ここを狙ったほうがいいよ。」

「そうなんだ。そういう人を見つけたら、マンションとか車とかオネダリすればいいんですね」

「でも最初から、高いものをねだっちゃダメ。まずはマルイの1階に売っているような安モノアクセサリーをねだるの」

「なんでぇ、いまさらそんなの買ってもらってもうれしくないよ」

「最初に安いアクセサリーを買ってもらって喜んでおけば、男は『こいつこんなモノで喜んじゃってカワイイ奴だな』って思うのよ。そこからどんどん要求のレベルをアップさせていくの」

参考になるけど……でも私には真似できないかな……人の言うことすぐに信じちゃうから、騙されちゃうのぉ。たいていの男って、付き合うまではお金はうなるほど持ってるって言ってるくせに、いざ付き合ってみると、お金はない、働かない、浪費する、だから私の彼、ヒモになっちゃってるし。

やっぱり私は男運に恵まれていないんでしょうね、ハァ……
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