
- 本当にあった私の体験談 VOL.99
- 怪奇現象!?屋根裏に潜む影
- 大阪府 銀ちゃん 26才
私は何故か、貧乏な人に惹かれてしまう事が多く、今まで付き合って来た人のほとんどが、本当にろくでもない貧乏人ばかりなんです。
バンドマン、劇団員、フリーター、プータロー……。「好みのタイプは貧乏人!」と言っているかのような男性遍歴ですよね(笑)。
そんな中でも一番印象に残っているのが、4年前に付き合ってたRくん。
Rくんは冴えない芝居をやっている劇団の看板役者で、当時31歳でした。
31歳なのに家賃3万円の“風呂無し・トイレ共同”の木造アパートに住んでいて、付き合ってた私が言うのも何ですけど、かなり終わってました(笑)。
お金がないので、私たちのデートは近くの公園かRくんの家でした。
でも、このアパート、本当に不可解な現象がよく起こる、恐怖の館でした。
まず、Rくんが着た記憶の無いTシャツが、部屋に戻ってくると床に散らかっている所から始まりました。
そして、夜な夜などこからか聞こえる子供の泣き声(アパートに子供はいないはずなのに……)。
隣の部屋に住むおじさんには「おい、さっきお前の部屋、うるさかったぞ。気をつけろよ」と、私たちは外から帰ってきたばかりなのに叱られました。
それで、さすがにRくんも気持ち悪くなったようで、部屋のドアに南京錠をつけました(なんとそれまで鍵はありませんでした!)。
それでも実害は無いながらも、不可解な事態は続きました。
そんなある日、私達がいつものようにRくんの部屋で声を殺してHをしていると、「ミシッ!」という音がどこからか聞こえてきました。
Rくんが周囲をキョロキョロと見回すと、天井に亀裂が入っています。
不審に思ったRくんは、ほうきの柄の部分で天井をグイグイと押してみました。
すると、バキバキバキバキって音がして、男と子供が天井から落ちてきたんです!
私もRくんも本当にビックリして、慌てて天井の方を見ると、奥さんらしき女の人の顔と抱かれている赤ん坊が見えました。
どうもこの一家、某アラブ系の国から出稼ぎに来た一家らしいのですが、日本での職を失い、家賃も払えないので、アパートの屋根裏などを転々として(!?)生活していたらしいんです。
しかも、天井から二人が落ちて来た時、家族は夕食の真っ最中。なんとガスコンロで調理した彼らの母国の料理がグツグツと音を立てていました。
「もう貧乏人はこりごり!」と言いたい所ですが、今も私は、何故か金の無い人にふらふらとついて行ってしまいます。
けど、必ず男の部屋の天井はチェックしてるから安心です(笑)。
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