
- 本当にあった私の体験談 VOL.69
- 卒業旅行は“アメリカ横断エンコーヒッチハイクツアー”【後編】
- 大阪府 蘭 25歳
アメリカ人の体臭にはまいったけど、鼻で呼吸しないようにすれば大丈夫、という画期的なテクニックを編み出した私たちは、その後も連戦連勝。
3人同時に買ってくれて、チップも弾んでくれたレストランのオーナー。
若い日本人とできた事に感動したおじいちゃんは、自分の目的地を通り過ぎて、そこから100kmちかく先の街まで私たちを送り届けてくれたし、ビデオマニアのサラリーマンは、私たちの裸を撮影するだけで500ドルもくれました。
行く先々で派手に遊んでも、エンコーですぐに資金をチャージ。タッチ&ゴーならぬ、エッチ&ゴーの要領で(笑)、私たちはアメリカ大陸を西へ西へとばく進していました。
3人でやっているので怖い事はあまり無かったのですが。一度だけ本当に死ぬかと思った出来事がありました。それはダラスに向けて走っている最中の事。アメリカ西部は、まだ道路の舗装が整っていない道も多く、その日走っていた道も、見渡す限りカラカラに乾いた荒野。人気も無くカーSEXするのにはうってつけ!という事で、私たちは早速交渉開始。今回はスーが選ばれて、ブルース・ウィリスを超デブにしたようなドライバーと車内で始めました。
私たちの目を気にせずおっぱじめた二人を横目に、車の外に出ようとすると、ブルース・ウイリス似は言いました。
「あ、外は毒蛇とサソリが出るから気をつけてね」
げげ!と思いましたが、さすがに車の中に居座って今日の稼ぎがパーになるのはごめんなので、私はミキと外に出ました。
街灯も無いそこは、日が落ちた今、真っ暗になっていました。
「ヤバいよ。蛇だよ、サソリだよ、どうしよう」
「どうしようったって仕方ないじゃん!」
そこで私たちは、その場でジタジタとももあげを始めました。大声を出せば蛇もサソリも寄ってこないような気がして、ギャーギャーわめきながら、ひたすらジタジタ。
「早く終われー」と願いながら、ジタバタしていると、私たちの思いが通じたのか、ウイリス似は15分ほどでイッてしまったようで、私たちはスーの「終わったよ」という声が聞こえると、すかさず車の中に飛び込みました。
いやー、本当に死ぬかと思いました、あれは。
そんなピンチもありながら、順調に進んでいたエンコーヒッチハイクが終わりを告げたのは、突然の事でした。
別に危険な目にあった訳ではありません。ニューオリンズのシーフードレストランで食べた生ガキに当たって、全員シャレにならない腹痛に襲われ、体調が戻るのと同時に泣く泣く帰国したんです(笑)。
もっと長く楽しみたかったんですけどね、お腹痛いのにはかないません。またあんな無謀な旅をしてみたいけど、もう無理だなぁ。若い方なら一度チャレンジしてみるのも良いと思いますよ。結構、なんとかなるもんでした(笑)。
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スー は よし子さん?
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