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本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

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本当にあった私の体験談 VOL.68
卒業旅行は“アメリカ横断エンコーヒッチハイクツアー”【中編】

  
大阪府 蘭 25歳

ラスベガスに上陸しても、さっきのオジサンにもらった200ドルぽっちじゃ、カジノにもいけません。「それじゃあ、もういっちょう!」と意気込んだもの、さすがにラスベガスの中で客を引くのは至難の業。私たちは早々に諦めて安ホテルにチェックインしました。
長々とこんなに華々しい場所にいるのは目に毒なので、ちょっとなごり惜しいですけど、翌朝、ホテルの前で「TEXAS」の文字を書いたボードを持って、ドライバーを待ちます。
しばらくすると、マシュー・マコノヒー似の超イケメンが止まってくれて、私たちは色めき立ちました。
「昨日は蘭がヤッたんだから、今日は私ね!」
「何それ!?関係無いじゃん!」
こっちが売ってるはずなのに、買ってもらうぐらいの気持ちでマコノヒーの車に乗り込みました。
車内でも私たちはマコノヒーに猛アタック。ベタベタと体を寄せて、甘い言葉を囁いて、誘惑というより押し売り状態(笑)。結局、助手席に乗っていたミキが交渉成立!
私たちは悔し涙を流しながら、モーテルに消えて行くマコノヒーとミキを見送りました。
「あーあ。あんなイケてる人だったら絶対に買ってもらいたかったなー。日本に帰っても思い出にできるじゃん。私なんてよっぱらいのオヤジだよー。くやしー」
車の中で二人して愚痴を言い合うこと2時間、モーテルの部屋から2人が出てきました。ツヤツヤとした顔で上機嫌のマコノヒー。それと対照的にゲッソリとしているミキ。
車に乗り込んでもミキの顔色は悪いままです。
「どうしたの?」
「いや、もう、臭くて臭くて」
そう。アメリカ人って、とても体臭がキツいんです。そしてまた、このマコノヒーの体臭が相当キテたみたいで、ミキは途中で気分が悪くなっちゃったみたい(笑)。
しかも、アメリカのゴムは、ゼリーの代わりに変なパウダーがまぶされているものが多く、ゴムを着けてしゃぶっているとむせてしまうんです。
結局ミキは、車を途中で止めてもらって、道ばたで吐いたりしつつ散々な状態でした。美しいバラにはトゲがあるってこういう事なんですかね(笑)。
そんな感じで私たちのアメリカ横断エンコーヒッチハイクはまだまだ続くのでありました。

つづく
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