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- 以前、高専に通ってモテモテになった話を書いて掲載していただいた杏です。前回は
最後に「エレベーターの整備工になって、またモテた」って所で終わったので、その
続きの話をさせていただきます。
エレベーターの整備工みたいな油臭い職場ですから、当然女の子は少なくて、特に私
みたいな若い子は貴重です。砂漠でダイヤモンドを探す、とまでは言いませんが、そ
れに近い確率ではあると思います(笑)。
職場の平均年齢は高くて、中年のオジサマが多いです。けど、中には若くてガテン系
のイケてる人もいたんです。当然、そういう人も女性と知り合う機会が少なくて飢え
ているから、自然に私にすり寄ってくるんです。だから私も、高専時代と同じく、
色々な男性を取っ替え引っ替えしちゃって楽しんじゃいました(笑)。
そんな中で、私たちはエレベーター整備工という職業を活かしての遊びにのめりこん
でいくようになったんです。
深夜、静まり返ったオフィスビルでの整備作業。夜勤という事もあって、作業員は私
ともう数人とかしかいないので、当然やる事は決まってきちゃいます(笑)。エレベー
ターは30分間停止させる事ができて、その間は警備会社に通報が行く事はありませ
ん。そこで私たちは、その特性を活かして、エレベーターの中でHしまくってたんで
す。私と相手が乗り込んだエレベーターが多少長く止まっていても、他の人たちは自
分の持ち場についているので、まず気付かれる事はありません。30分という短い時間
に、動くとかなり振動があるエレベーターという場所、もしかしたら誰かが気付い
ちゃうかもしれないという緊張感、全てが合わさるとかなり興奮しちゃうんです!
けれど、楽しい時間は長続きせず、一回だけ失敗しちゃったんですよね。夜勤という
事もあって、やり終わった後に眠くなっちゃって、そのまま2人とも寝ちゃったんで
す。そのままタイムリミットの30分をオーバーしてしまい、警備会社に通報がいっ
て、他の作業員がエレベータを作動させ、バレちゃったんです(笑)。
エレベーターが動き出して目が覚めたんですけど、遅かったですね。扉が開いた時
は、2人ともほぼ全裸で、赤っ恥をかいちゃいましたよ。結局、その事件でクビに
なっちゃって、ソープで働き始めたんですけどね。でも、今では反省しています。整
備が入ったばかりなのにエレベーターの調子が悪いっていうビルの方、ごめんなさ
い。それ、もしかしたら私がメンテナンスしたエレベーターかもしれません(笑)。