商品券をゲットしませんか?

バックナンバー

本当にあった私の体験談           誰にもいえない、みんなに言いたい、ウソのような本当の話! え、うそ? そんな話は信じられない? でも信じてほしい、聞いてよ、聞いてよ! 私の内緒話。見知らぬ人にだけ伝えたい話がある。本当にあった私だけのとびっきりメモリー。

商品券をゲットしませんか?
バックナンバーはこちら

本当にあった私の体験談 VOL.19
嫉妬は太平洋を越えて……

  
私の初めての彼氏は、高校生の時にできた彼で、高校2年の時に付き合い始めたんですけど、卒業するまでエッチはしませんでした。
私たちは“親公認”のカップルで、彼は私の母親に「高校を卒業するまではエッチしちゃダメよ」ってずーっと言われ続けてたんです。それを私たちは律儀に守って、高校の卒業式を終えてすぐに行った北海道旅行でようやっと結ばれたの。
彼も私も我慢していた時間が長い分、なんだかすごく感動しちゃって、お互いの仲がグーッと深まった気がしましたね。彼と一生一緒にいれればいいなあ、って本気で思いましたから。
けど、お互い大学生になって3ヶ月後、彼が突然大学をやめちゃったんです。前々から考えていたらしいんですけど、「俺はハリウッドに行く!」って宣言して、本当に飛び立って行ってしまったんです。
私は空港に彼を見送りに行ってビンビン泣きました。
「私、待ってるから!いつまでも待ってるから!」
なんて事を言っちゃって、彼は彼で、
「次に会う時は、とりあえずビッグになってるから。そしたら結婚だ!」
そんな言葉を残して、彼は搭乗口に吸い込まれて行きました。フジテレビのトレンディードラマみたいですね(笑)。
それから、彼とはエアメール交換をしてたんですけど、彼が「日記を送ってこい」って言い出したんです。離れてみて気づいたんですけど、彼ってかなり嫉妬深かったんです。それまでは一緒にいたい時に一緒にいれたから気づかなかったんじゃないかな。
彼との幸せな文通はあっという間に終わり、それからは“私の日記に彼がいちゃもんをつける”ってだけになっていったんです。私が「友達とご飯を食べた」って書けば、彼は「友達って男か?俺がいないと思って、こそこそ男と会ってるのか?」なんて言ってくるし、「細かく日記書くのめんどくさいなー」と思って、夜の出来事を省いて書くと、「お前やっぱり…男と会ってるな。夜の事がまったく書いてないって言う事は、男と会ってるって事だ!」とか、もうとにかくスゴいの(笑)。
結局、かなりストレスになっちゃって、彼がハリウッドに行って1ヶ月が経った頃には本当に他の人と付き合い始めちゃいました。彼にはエアメールに「ごめんね。もう無理。別れましょう」と書いて送りました。
その後、彼から「ふざけんな!」みたいなエアメールが何通も来てましたけど、ずーっと無視して彼のその後は知りません。
もしかしたらEメールが普及している今みたいな時代なら別れずに済んだのかもしれませんね。エアメールは、いちいち書いて送るのしんどいですよ(笑)。
■ この記事の感想を下のボタンを押して送ってください。
    (60)
    (43)
    (36)
    (27)
■ この体験談に意見、質問、感想がある方はこちらに書き込んでください。
    (件名)