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心に残る一作
フットボールサミット 第10回 内田篤人が愛される理由
【出版社】カンゼン
ドイツのサッカークラブ「シャルケ04」で活躍する内田篤人。積極的に自分をアピールするわけではなく、語学も堪能ではない彼がなぜ海外で成功できているのか。どこが優れていて、何が課題なのか。また多くのチームメイトや関係者から愛される理由はどこにあるのか。彼自身の言葉や様々な証言をもとに、「内田篤人」を徹底的に掘り下げる。

コミュニケーションの線引き

こんにちはー、甘宮あまみです。AKBの女の子が、男の子と遊んでたのを雑誌に撮られて、反省の意を見せるために坊主になりましたね! あれにはビックリ! 昭和のベタなドラマを見ているようで、こっちが恥ずかしくなりました(笑)。

さて、今回紹介するのはサッカーの本『フットボールサミット 第10回 内田篤人が愛される理由』。サッカーに詳しい多くのライターさんが、特集内容にそって取材して記事を書き、特集の対象のいろんな面を見せてくれる本です。

第10回の特集の対象は、イケメン選手の「うっちー」こと内田篤人さん。高校卒業後に鹿島アントラーズに入団してすぐにレギュラー、今はドイツで活躍する24歳です。まあハッキリ言って私、ファンです。

で、実は今から書くことはひとつ前の特集『第9回 香川真司を超えていけ』で読んだんですが、うっちーがドイツに移籍した当初にとったコミュニケーション術。ドイツ語に明るくない彼は、どうやってチームの戦術を理解したのか……?

隣のポジションの選手をつかまえて、ノートに試合で起こりうる状況を描き、この場合はどう動くのか、とか教えてもらったそうです。ドイツ語が分からないのに、そうやってなんとかチームに貢献しようという姿勢も、まわりの選手の好印象だったみたい。

そして先日、ネットを見ていて「うーん」と思ったのが、同じくドイツのチームに所属する別の日本人選手の状況。彼は約半年前にドイツに渡ったんですが、ドイツ語がまだよく理解できなくて、それを問題視されてようやくチームが通訳をつけてくれたんだとか。

でも通訳つけてもらえたんだから、まだチームに恵まれてますよね! チームによっては「うわ、こいつ使えねーなー」とか思われて、試合に使われずに飼い殺し状態、嬢にたとえるなら完全に干されてお茶状態、になってもおかしくないでしょう。

次は超悲惨な例。昨日、人種差別されてチームにいられなくなり、日本に戻ってきたサッカー選手がネットのニュースで話題でした。彼の場合はコミュニケーション以前の問題ですが、やっぱり慣れない環境に飛び込むのはいくらかのリスクがあるよね、と再認識しました。

彼のチームはドイツじゃなくて、スロバキア。昔はチェコスロバキアって国名で、チェコと分裂したくらいだから、民族意識が高かったりするんでしょうかね……。なーんて憶測で物を言ってるのも差別につながったりして。

まあ何が言いたいかというと、新しいお店に入ったときに最低限のコミュニケーションは大切にしたほうが、きっといいはず……ということです。周りに挨拶もせず、孤高の存在でも稼げるっていうのはやっぱりひと握りの存在。

孤立してお客さんにも付けずに、携帯に向かって舌打ちとかしてる女の子を見ると、ああ、もうちょっとうまくやればいいのにな、とかわいそうになります。まあ正直、お店で同僚とベタベタな付きあい私もしたくはないんですけどね!

待機室で携帯片手に自分の世界に入っていても、とりあえず挨拶だけは明るくふるまう私です。うっちーのイケメンぶりが知りたいみなさんは『フットボールサミット 第10回 内田篤人が愛される理由』、ぜひ手にとってください!

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。