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Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙
- 【著】三浦和良
- 雑誌の連載9年にわたり、カズに届いた多くの手紙。カズが読んで当時を語れば、それはそのままカズの人生となった。ブラジル時代に始まり、ヴェルディ黄金時代、イタリア、クロアチアでの挑戦。カズが誰に支えられ、育てられてきたのか。どうしてキング・カズと尊敬を集めるのか……。最後には初公開となる、ふたりの息子からの手紙も収録。
より多くのリターンを
こんにちはー、甘宮あまみです。2012年、ロンドンオリンピックの年ですね。開催期間は7月後半からお盆前までのようです。サッカーのワールドカップほどじゃないと思いますが、お客さんがテレビに釘付けになって、客入りが減らないように今から祈ります(笑)。
サッカー選手の香川さんは、ドイツのチームで活躍し、日本代表でも中心を担う22歳。実は、年齢制限があるオリンピックのサッカーにも出場できる年齢なんです。さ〜、オリンピックの代表監督は、香川さんを招集するのでしょうか!?
最強チームで優勝を目指してほしい気もしますが、日本代表よりランクが下のオリンピック代表でケガでもされたら……、と思うと、まあサッカー的にはオリンピックは捨ててもいいか、という思いのほうが大きくなる私です。
そんな香川さんの二倍の年齢、44歳でサッカー選手を続けているのが“キング・カズ”こと三浦和良さん。今回紹介する本『Dear KAZU 僕を育てた55通の手紙』の著者です。この本は、スポーツ雑誌『Number』の連載に加筆などしてまとめた一冊。
内容は、世界の超有名サッカー選手などがカズ宛に手紙をくれて、それを読んだカズが手紙の送り主に関わる思い出などを語るというもの。これを読むと、今まで知らなかったカズの魅力がドンドン私を包み込み、一気にファンになってしまいました。
私は年齢的に、カズがサッカー選手として最高潮の時代をリアルタイムで知らないので、彼への印象は“昔スゴかった選手”。でも、この本を読むと、その昔のスゴさが想像よりもかなり上で、かつ今は肉体的には衰えながらもスゴい、ということが分かりました。
具体的には、カズの代表的なエピソードとして語られる“高校を中退して15歳でブラジルに渡りプロになった”がどれだけ難しいことだったか……。そして、ブラジル時代をステップに成長し、現在に至る過程でカズがどれだけ多くの人と出会い、尊敬を集めてきたか。
カズ宛の手紙を読むと、雑誌の連載用だからいいこと書かなきゃ、という縛りを引いても十分にカズのスゴさが伝わってきます。ちなみに同時期に発売された『Number 2011年 12/22号』、雑誌『フットボールサミット 第4回』を読むとさらに良し。三浦和良!
と、話はドンドン風俗を離れていきますが、女の子だってこの業界に飛び込んだときの不安は、カズがブラジルに渡った当初の不安に勝るとも劣らないのでは? 結果を出したカズに尊敬の念が込められた手紙が届くように、私たちもより多くの手紙をもらいましょう。
より多くの、諭吉が刷られた便箋を! ってかなりのこじ付けで恥ずかしいです……。お金がいいのはもちろんですが、客や男子従業員からの感謝の言葉でもいいし、営業メールしてる人はより多くの客を釣るなど、たくさんのリターンがあると嬉しいものですよね。
カズを今までよりも深く知り、なんだか前向きなれた私でした。
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


