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心に残る一作
手づくり文房具
【著】宇田川 一美
世界にひとつだけの自分のための文房具は、既製品にはないわがままなオーダーメイド。雑貨の商品企画に関ったり、イラストレーターとして活躍する著者が、身近にある色紙、空き箱、包装紙などを使った、簡単で可愛い文房具雑貨の作り方を紹介する。作るのも使うのも楽しいセルフメイド・ステーショナリーがいっぱい。

自分にピッタリは作ろう

こんにちはー、甘宮あまみです。最近、本屋さんに行くと手帳がずらりと並んでいますね。私は最近、予定はなんの可愛げもない小さくて安いマンスリーのスケジューラーと、iPhoneのカレンダーで管理するようになりました。

使っているスケジューラーのメリットは、いわゆる胸ポケットサイズで小さくて携帯性抜群。見開きで1ヶ月の予定が一覧できるので実用的です。値段は500円しないし、これで1年間使えるなんてお得です。来年用も買おうと思います。

さて、今回紹介する本は『手づくり文房具』。タイトルどおり、文房具を手づくりしよう、という本です。著者の宇田川一美さんは、高校のときから手帳を自分なりにカスタマイズして使っていて、それが高じてこの本につながったんだとか。

最近、なんとなく文房具がアツそう。本屋さんの雑貨コーナーを見ると、文房具関連の本やムックがずらり。あと、手帳コーナーにも海外のクールな手帳やメモ帳を紹介する本があったり。でも、海外の手帳ってカレンダーに日本の祝日が載ってないから、不便だと思います。

なんてこと言いつつ、そういえば、iPhoneのカレンダーも初期設定では日本の祝日が入ってなくて不便ですが、これって一括で設定する方法があるんですよ。「iPhone カレンダー 祝日 設定」とかでネットを検索すれば、やり方を見つけられます。

うーん、なんにしても、既製品で自分にピッタリという物は、なかなか見つからないのが実際ですね。正直、日本で売るiPhoneには初めっから日本のカレンダー入れといてよ、って思いますが(最近の機種には入ってるのかな? 未確認)。

とまあ文房具の話からそれるのはこのくらいにして、実は私、何年間か文房具屋で働いていたことがあるんですよ。小中学生が大好きなファンシー文具から、オシャレOLが飛びつきそうな海外文具まで扱っている個人経営の文房具屋さんでした。

ここでのバイトがかなり楽しかったので、一時期は「私も文房具屋やりたいな〜」と、店舗物件を探したことがあります、あり金全部はたくつもりで……。でも、さすがに人気の街だったので、いい物件は見つからず、お金ははたかずにすみました。

そのときは盛り上がって、店舗に住めばなんとかなるだろう、とか思ってましたが、いま考えれば物件が見つからなくて良かったです。正直、文房具屋をやるにあたっての将来の具体的展望を持ってなかったので、やってやら絶対に潰れていたはず。

しかも最近は、百円均一に実用的かつクオリティーもそこそこの文房具がそろってますし、これと私が戦ったら、負けることは確実で、あり金をドブに捨てて路頭に迷うところでしたよ。文房具は、売るより買え! です。

いや、作れ! ですね、今回紹介の本のテーマに沿うと(汗)。『手づくり文房具』の中には、メモ帳やカードフォルダーなど、オリジナル文房具の作り方のほか、手帳や雑貨のカスタマイズ法がたくさん紹介されています。

中でも私が、これは取り入れようと思ったのは、手帳の表紙裏にポケットを作る方法。本ではコーヒーフィルターが使われていましたが、封筒の切れ端を貼ったりすることでもポケットを作れそう。私のスケジューラーには収納がほぼないので、これは便利です。

みなさんも、愛用の文房具がちょっと不便と感じたときは、『手づくり文房具』を手に取ってみては。

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。