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心に残る一作
とめはねっ!鈴里高校書道部
【著者】河合克敏
近年、若い書家の登場やパフォーマンスで注目が集まっている、書道を題材とした漫画。主人公の少年、大江縁(おおえ ゆかり)は中学卒業までをカナダで過ごした帰国子女。不安と期待を抱いて入学した日本の高校で、先輩女子生徒によって半ば強引に書道部に入部させられてしまうが……。

★日本人は書きたがり!

こんにちはー、甘宮あまみです。チリの鉱山事故、ハッピーエンドに終わって良かったです。昔なら小さいニュースで終わっていたかもしれませんが、高度情報化で世界がライブでつながる現在、地球の裏側の事故でも近所のことのように心配してしまいます。

事故にあった人とはハッキリ言ってまったく関係ないですが、もし自分がそうなったら、もし自分の大事な人が事故にあったらと思うと、同情せずにはいられません。社会の高度情報化とともに、人の思考も高度情報化されているのかもしれませんね。

みなさんはアニメなどで人気の『機動戦士ガンダム』シリーズをご存知ですか。このシリーズの主人公って、ニュータイプと呼ばれる共感能力に優れた人なんですよ。近年の社会を見ていると私は、人類にニュータイプが誕生するのもそう遅くないかも、と感じます。

さて、今回紹介する漫画『とめはねっ!鈴里高校書道部』は、高校の書道部が舞台。近年は、テレビのバラエティー番組に若い書家が登場したり、高校生の書道パフォーマンスが放映されるなど注目が集まっていますよね。

でも舞台の高校では、書道部には女子ばかり3人……。部員数が足りずに廃部目前です。そこに現れたのが中学卒業までをカナダで過ごし、高校入学を機に日本に帰国した男子、大江縁くん。

人がよくて、他人を疑うことを知らない、いまどき珍しい純粋無垢(そして絶対童貞)な少年です。そんな彼は、書道部の女子生徒たちのかっこうの餌食(笑)。さて、半ばだまされて入部させられた大江くんの青春はどうなるのやら……?

先日、最新の7巻が発売(2010年10月)されまして、この巻から「ひらがな」をテーマにしたストーリーが本格的にスタートしました。ひらがなって、大昔の日本人が中国から伝わった漢字をアレンジして作った文字っていうことは小学生くらいに習いますよね。

でも、『とめはねっ!』7巻ではもっと楽しく、ひらがな誕生の理由を知ることができます。大昔の日本では、文章を書くといえば漢文。中学や高校の国語で習う、あのめんどくさい漢文です。昔の日本人も、やっぱりあれはめんどうに感じたんでしょうか?

いつもの話し言葉を文章にするために、ひらがなを考えます。それを機に大量に生まれたのが、恋の歌。『とめはねっ!』7巻によると、日本人がひらがなを作ったのは「心の中のことを書きたくなったからです」。

数年前、世界中のブログで最も多いのは日本語ブログ、というニュースがありました。その半数近くはスパムというおまけつきでしたが……(笑)。でも、電話するならメールで済ますという人が多いらしいですし、大昔から文字好きの伝統は受け継がれているようです。

そしてチリの鉱山事故の救出動画。ネットで生中継しているサイトには視聴者がコメントを書き込めるものがあったのですが、なんと日本語のコメントが大量に寄せられて、日本語を搭載していない海外のパソコンでは、文字化けしまくり大迷惑だったとか。

もちろん、救出時間が日本では昼間だったので、普通に起きてコメントを書き込める状態の日本人が多かったのも原因でしょうね。ちなみにみなさんは、営業用にブログとか書いてますか?

自分でアクセス数を増やして実客に結びつけるのは大変ですが、お店のホームページや風俗情報サイトなど、濃い読者が見ているサイトからリンクしてもらうと、アクセス自体は少なくても、実客を得られるものですよ!

あと、人気嬢のブログに何気にコメントするとか(笑)。まあ、コメント機能を外してる嬢も多いですけど。ブログなどをやってるけど、まったく客来ないよ、というみなさんはお試しあれ。そして『とめはねっ!』もぜひっ!

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。