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COCOON(コクーン)
- 【著者】今日マチ子
- 舞台は第二次世界大戦末期の沖縄。主人公の少女サンは女学生だが、親友のマユら同窓生とともに兵士たちの看護に狩り出される。戦況の悪化がいちじるしいものの、希望を失わないサンやマユ。しかしそんな純粋な心をも、砕かずにおかない現実が目の前に迫る。そのとき少女たちは……。
★美しさを失いたくない
こんにちはー、甘宮あまみです。先日、初めて沖縄の石垣島に行ってきました。沖縄本島には何回か行ったことあったんですが、石垣島のほうがのんびりしていて良かったです。なんて考えていたら、もっと癒される島がありました。
石垣島から高速船で10分ほど、人口約350人の竹富島です。建物は古くからの沖縄家屋がほとんどで、珊瑚や白い砂が敷かれた道にはのろのろと水牛(もちろん観光用)が歩いています。そして、ビーチは日本じゃないみたいにキレイ!
私は日帰りだったんですが、石垣島でナンパしてきた男性によると、竹富島は「泊まると夜はどこからともなく三線(さんしん)の音が聞こえてきて叙情的」だそうです。でも、その彼に言わすと竹富やその辺の離島より、大東諸島ってとこがいいんだとか。
せっかく私が竹富島の余韻にひたっているのに、そんなこと言わなくても……と思いましたが、離島にハマった人はどんどんエスカレートして、開発されていない島、開発されていない島を目指す傾向があるようです。
でも確かに、竹富島には観光開発が入ってきてるようなので、将来的には私も「竹富なんてもうダメだよ」とかいけ好かないこと言うようになるかも(笑)。ちなみにビーチは、入ってすぐにたくさんの熱帯魚とふれあえる、石垣島の米原ビーチが楽しかったです。
と、前置きがとても長くなりましたが、今回紹介の漫画『COCOON』。第二次世界大戦末期の沖縄を舞台に、戦争に巻き込まれていく少女たちを描いた悲しくも心に響く一作です。
この作品は、少女たちが持つ純粋さや美しさと、戦争の残虐さのギャップが大きく、読んでいると感情の振れ幅が激しいです。だから悲しい場面では一気に涙。私もかつては少女だったので、環境は違えど共感する部分が少なくないのも心が揺さぶられる原因でしょう。
先日の石垣島には当然、飛行機で行ったんですが、私は飛行機に乗るたびに「もしかして落ちたら……」と考えてしまいます。ということは生に執着があるんですよね。なので、こうして日々をどうにか楽しんでいられるのは、ご先祖様のおかげ。
でも、もし戦争でおじいちゃんあたりが亡くなっていたら、私は生まれてません。第二次大戦時、沖縄では兵士ほかにも民間人、学生や女の子までが戦争に狩り出されて、生をまっとうできなかったたくさんの人がいました。
現在の美しい沖縄を訪れるとき、私の心の隅には多くの犠牲のあった歴史が張り付いています。とか言いつつ思いっきり楽しむんですが……。そして、観光開発に「どうなの?」と思う一方、地元の人が生活を充実させるには開発に乗るのが近道だし、とも理解できます。
どこに答えがあるのか、なかなか難しい問題。少女たちの純粋さと戦争の残虐性、沖縄の美しさと観光開発、私たちと風俗での稼ぎ……。と羅列してみましたが、無くていいのは戦争ですね。
さて、石垣島や竹富島にいると、目に付いたのがまずはカップル。そして訪れた時季も関係あるかもですが、意外に女性の一人旅が少なくありませんでした。男性は一人旅より男同士でつるんでの旅って感じが多いです。
私もナンパされましたが、男同士で来てる場合は女の子をナンパするんでしょうか。あと、やっぱり沖縄のソープを楽しんだりもするんでしょうか。そんな、いろんな沖縄の一部である漫画『COCOON』、興味のあるみなさんはどうぞ!
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


