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南極料理人
- 【主演】堺雅人
- 南極で気象や天文、地質などを調べる南極観測隊の暮らしを描いたコメディ映画。堺雅人が演じる西村の任務は約400日間、自分を含め隊員8人分の料理を作ることだ。彼らが住むのは南極でもさらに高地、ウイルスさえもいないドームふじ観測拠点。過酷な環境に、西村の料理は何をもたらすのか?
★してもらうって嬉しい
こんにちはー、甘宮あまみです。先日、Windoesパソコンを新しくして、OSがXPから7になったんです。私の印象でいちばん変わったのはメールですね。見た目がかなり変わったので、慣れるまでめんどくさいです(笑)。
でも、新しいから当たり前なんですけど、いろんな処理は速いので快適。さらなる便利を手に入れるために、新しい環境に慣れねば〜。そして、本格的に使う前にはまずウイルス対策ソフト。感染したらめんどうですから、保険です。
さて、今回紹介の映画『南極料理人』の舞台はタイトルどおり南極。さらに標高3800メートルの高地で、過酷な環境だからウイルスさえも住めないドームふじ観測拠点です。こっちのウイルスは、パソコンのじゃなく風邪とかですけど。
実際に、映画の中で登場人物が「なんか風邪っぽい」みたいな仮病を使うんですけど、「ここウイルスいないですよ」とかツッコミされてて、笑えました。描かれるのは、国が派遣している南極観測隊、男ばかり8人の生活。
気象学者や雪氷学者に、医療担当、車両担当など、南極の環境を観測する学者さんや、大手企業から観測隊入りさせられた人など、個性豊かなメンバーです。主人公の西村は、海上保安庁から派遣された料理担当。
400日を超える南極での暮らしの中で、隊員たちの根幹を支える重要な任務と言ってもオーバーじゃないでしょう。寒いのは南極だから当たり前としても、けっこうキツイのが男ばっかり8人。限られたメンバーってことだと思うんですよ。
以前、『刑務所の中』っていう漫画を読んだんですが、刑務所の暮らし中での楽しみの上位はご飯。ときどき出る甘いお菓子や正月のお節料理などを、まさに「もういくつ寝るとお正月♪」のように心待ちにしている姿には、あらためてご飯のありがたさを実感しました。
そして、南極観測隊の中にも苛酷な環境に耐えられなくなって、心が折れそうになる人が出てくるんですが、そこにちょっとした、または多大なサポートとなるのが西村の作る料理です。
西村を演じる堺雅人さんは、笑顔バツグンのハンサムガイということは私だけの認識ではないと思うんですが(笑)、西村自体も堺さんが演じるにふさわしい、いい人です。黙々と、8人分の料理を丁寧に作る姿には惚れ惚れ。
でもでも、そんな西村でさえやっぱり人間。ある事件がきっかけで、ついに任務を放棄……してしまいます。しかし、そんな西村を救うのも、また料理なんですね。料理を作って作って作り続けた西村が、料理に救われた、料理の偉大さを知るのはどんな瞬間でしょう?
この映画、かなりおもしろかったです。私たちは日々、男性を気持ちよく気持ちよく気持ちよくする商売。けっこう、西村に共感できるみなさんが少なくないんじゃないでしょうか。心が病んだりもするかもですが、この映画を見たら解決のヒントが得られるかも。
感じ方は見た人それぞれですが、私は「してもらったら」嬉しいってことが描かれていると思います。転じて、他人に嬉しさを提供する人がいかにすごいか、ということも描いています。興味があったらぜひどうぞ。DVDにもなってます。
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


