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女子と出産 晩産時代を、どう生きる?
- 【著者】山本貴代
- 著者の山本貴代は、女性の意識行動研究が専門で、未婚女性が多い東京OLの集団「女の欲望ラボ」の代表。今作には、自身の不妊治療や晩産の経験や、多くの女性から集めたデータの分析などが分かりやすくまとめられている。女性の晩婚や未婚、晩産が増えている現代に警鐘を鳴らすとともに、現代女性への生きるヒントや提案がいっぱい。
★女性はぜひ!な一冊
こんにちはー、甘宮あまみです。先日、知り合いの結婚式のお知らせがメールで来ました。彼女にはあまりチェックしないメールアドレスを教えていたため、危うく見落とすところでした(笑)。
さてさて、年齢を重ねると、結婚する知り合いがやはり増えます。お祝いの金額や式に出席するための服の心配とともに、心に突き刺さるのが「はて私はどうしたものか……」という問題。みなさんはそのへんどう考えていますか?
私は言ってもまだ気楽に考えていたのですが、今回紹介する『女子と出産 晩産時代を、どう生きる?』をネットでふと目にして、思わず買ってしまいました。そして読んだら「う〜ん、子供ほしいならちょっと真面目に考えねばな〜」と……。
読んでイチバン「なるほど」と思い、自分の認識を改めたのが「平均寿命のトリックに騙されるな」という項。このトリックとは、現代の日本は寿命が伸びて長く健康な人生を楽しめる印象があるけど、閉経の年代は伸びてないよ、ということです。
女性が閉経する基準は今も昔もだいたい45歳らしく、人生50年という昔には「閉経≒天寿まっとう」なんて……。子孫を残すためのシステムとしては、すごく効率的とも思ってしまいました。
でも現代は、閉経からの生活が長いので、本当は子供がほしかった女性にとっては寂しさが増すかも……。しかも晩産が進んでいるので、若い頃に仕事や遊び、お酒やタバコなどで体にムリをしていたら「さあ生むか」と思ったときになかなか妊娠しないということも。
また、若いときは思い切り人生を楽しんで、子供をつくるのは生活に余裕が出てからでいいや、と晩産を望む女性が増えているのに、それと矛盾して「不妊治療が怖い」という声が多いそうです。
ちなみに代表的な不妊治療が載っていたのでいくつか挙げると「基礎体温を測る」「食事や水に気をつける」「カラダを温めたり、血流をよくする漢方薬を飲む」「排卵誘発剤の飲み薬を飲む、注射する」「ホルモン剤を飲む、注射する」「人工授精する」など。
正直、私にとっては「基礎体温を測る」なんて、むしろ妊娠しない時期を知るためと考えていた傾向があるので、そうか「不妊に悩む人にとっては妊娠しやすい時期を知るため」の方法であり、治療の一環なのか、とまたまた認識を改めさせられました。
そして、不妊治療につきまとうのがお金や生活が制限される問題。漢方薬でさえ食事制限もあるし安いわけではない、排卵誘発剤を注射するために産婦人科に朝イチで予約して、注射後は排卵痛で仕事も手につかないなどなど。
子供が生まれるまでには妊娠中の約1年のほか、その前に結婚しなきゃだし彼氏もつくらなきゃ……。考えてみれば道のりは長いです。本当に、いつまでに産みたいか最終リミットを決めて、いろいろ逆算しなきゃな〜、と思いましたよ。
閉経は45歳と書きましたが、35歳くらいから不妊に悩む女性が増えるようです。「実子がほしい」と思っているみなさんは、ぜひ読んでみてくださいね!
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


