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心に残る一作
へうげもの
【著者】山田芳裕
戦国時代のサムライであり、のちに芸術家となった古田織部(おりべ)の活躍を描いた漫画。タイトルの『へうげもの(ひょうげもの)』とは、ふざけたヤツというような意味で、織部の人となりを表している。珍しい茶碗などに目が無く、物欲とサムライとしての出世欲の間で迷い悶える織部がコミカルに描かれている。

★パワースポット参り

こんにちはー、甘宮あまみです。みなさんは、お笑い芸人にして占い師の島田秀平さんが紹介して、有名になったらしい超強力パワースポット「清正井(きよまさのいど)」をご存知ですか?

先日、ラジオをつけていたらそんな話題が耳に入ったので、散歩ついでに行ってみました。なんでも、売れたいアイドルなどもパワーをゲットすべく通ったりしているとのことで、ひそかな芸能人目撃スポットにもなっているようです。

さて、話は少し離れて今回紹介の漫画『へうげもの』。なぜこの作品を紹介するかというと、清正井を作った張本人、加藤清正が登場するからです。加藤清正は戦国時代から江戸時代に活躍した超強いサムライ。

『へうげもの』内では、ルックスを元ボクシング世界チャンピオンの具志堅用高(ぐしけんようこう)さんに似せて描かれています。具志堅さん、知らない人も多いと思いますが、アフロ頭で「ちょっちゅね」とつぶやく人、と言えば分かる人も少なくないのでは?

お笑い番組などでよくモノマネされる愛されキャラだけど、実はボクシングの世界チャンピオンを日本人最多の13回防衛した超強い男。それが具志堅さんです。そして彼に似せて描かれた加藤清正もめちゃくちゃいいキャラ!

史実やこれまでのフィクションで描かれた加藤清正のイメージをくつがえしています。『へうげもの』著者の山田芳裕さんは、かなり特殊な題材を描く漫画家さんで、『へうげもの』は久しぶりのヒット作なんです。

人がやらないテーマに挑んでヒットをつかむ姿勢は、競争社会に生きる私たちとしてもぜひ真似したいところ。その上、清正井で超スゴいパワーもゲットできれば、まさに鬼に金棒です!

ということで、ここからは私が清正井に行った話。清正井は、日本で一番人気の初詣スポット、明治神宮の敷地内にあります。そして明治神宮の最寄り駅は原宿。私が訪れた日は、春休みの中高生や学生などで賑わっていました。

でも、明治神宮に入ると、原宿の喧騒がウソのように静か。緑豊かで涼しくて、マイナスイオンがあふれている感じです。日本人、外国人を含めて観光客が目立ちますが、みなさんマナーがよくて人口密度も低く快適に歩けます。

私は明治神宮に足を踏み入れるのも初めてで、「ああ東京の中心にこんな清々しいスポットがあったのか」と一発でファンになってしまいました。本殿に行くと、結婚式の一団も。そういえば、女優の沢尻エリカさんも、明治神宮で挙式しましたね!

なんだか、日本にいながらにして、忘れかけていた日本らしさを近場で満喫できて、とても充実したお参りでした。そして肝心の清正井。なんと、パワーを求める人であまりに人気になりすぎたため、入場制限がかかってました!

職員の方によると、朝の整理券配布の時間には、50人くらいの行列ができるほどとのこと。この日の整理券はすべて配布済みで、私は清正井にたどり着くことはできませんでした(笑)。

ちなみに、清正井がある御苑は入場料500円がかかります。御苑にだけなら整理券を持ってなくても入れるので、せめて清正井から漏れるパワーを吸おうと、入場料を払って御苑を散策してきました!

パワーをゲットできたか否かは不明ですが、気分がリフレッシュできてよかったです。興味を持ったみなさんは、天気のいい日にぜひお試しを〜。

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。