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心に残る一作
黒新堂冬樹のブラック営業術
【著者】新堂冬樹
闇金で働いていたときに接した裏社会を題材に小説を書き、人気を博した新堂冬樹。現在では純愛小説も手がけるほか、芸能事務所や制作会社も経営している。そんな彼が、過去の経験から身につけたちょっとエグい営業術を披露。風俗嬢の中にもファンの多い、新堂冬樹の考えにふれたいなら読んでみては。

★黒営業で指名ゲット

こんにちはー、甘宮あまみです。 先日、歯の定期健診に行ってスッキリしてきました。なんですが、左上の親しらずの裏と、舌をもうちょっと磨いたほうがいいですね、とのアドバイスが!

親しらずって、最近は生えない人も多いと聞きますが、私は体のつくりが古い(笑)のか4本とも生えています。せっかくだから大切にするぞー。あと舌は、がんばりすぎると痛くなって逆効果なので、優しく磨くのがポイント。かなり勉強になりました!

さて、勉強になると言えば今回紹介する『黒新堂冬樹のブラック営業術』。作家の新堂冬樹さんが書いたビジネス本です。新堂さんの小説は、人間の暗い部分や汚さを描く“黒新堂”と、純愛を描く“白新堂”に分かれます。

そしてこの『黒新堂冬樹のブラック営業術』は、まさに黒い新堂さんの考え方を楽しめる一作。過去に闇金で働いていた経験や、現在では芸能事務所や制作会社を経営する営業術を盗んでみませんか?

と言っても正直これ、女の子向けの本じゃないので、興味がわかないみなさんは読まなくてもいいと思うので、私が読んでおもしろかった部分を紹介しますね。

まずは『基礎ができてからの「オレ流」が勝負どころ』という項。ここではひとつの例として、昼職のビジネスでまずやる名刺交換があげられています。みなさんも、名刺をお客さんにあげることが多いと思うので、参考になるんじゃないでしょうか。

名刺交換時、相手に自分を印象づけるため、何か派手な音がするものを落として、「あわてん坊さん」「おっちょこちょい」を演出し、相手に親近感を抱かせる手口。こういうの、嬢としてはけっこう使えそうじゃないですか?

好かれる女の子のジャンルに「ドジっ子」というのもあることですし、新堂さんによると「人は適度に隙のある人に好感を持つ」そうです。風俗でお客さんに名刺を渡すのってだいたい最後なので、この方法を試すなら名刺を最初に渡すようにしましょう。

お客さんのと会話のきっかけ探しをするのが苦手な子も、最初の名刺交換で“わざと”ドジをすれば、それがそのまま会話のきっかけになって便利そう。あと、凝った名刺で自分を印象づけるより、シンプルで安い名刺+ドジ演出のほうが経済的かも(笑)。

ただし、ドジ演出は数パターンほしいところですよね。たとえば軽いドジで、「はじめまして○○と申します。よろしくお願いします」と丁寧に名刺を渡すとき、名刺の表裏をわざと間違えて、真っ白な名刺の裏をお客さんに差し出してみるとか。

お客さんに「ん、え、真っ白なんだけど」とかつっこまれて、「キャー、私ってドジー」みたいな。あと、名刺を差し出しながら床につまずいたふりをして、お客さんに「キャッ」と寄りかかって恥ずかしがってみる……。

ほかには、新規のお客さんにも自分のメアドや電話番号がついてる名刺を渡している子は、それを差し出しながらチラッと自分の名刺に目を落とし、「あっ」と声をあげてあわてたふり。

「すいません、この名刺、指名で2度目に来ていただいたお客様に渡すメールアドレス入りの名刺でした……」と謝ったあと、お客さんの顔をちょっと見て納得した顔をつくり、「あ、でもいーや、お客さん、優しそうだから最初からこの名刺受け取ってください」

なーんてやると、男ゴコロを一気につかめそうじゃないですか?

うーん、実はあといくつか紹介したい“黒新堂”のテクニックがあったのですが、最初の1個だけで文字数が足りなくなってしまいました……。興味を持ったみなさんは、『黒新堂冬樹のブラック営業術』を読んでみてください!

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。