心に残る一作
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グッバイ、レーニン!
- 監督:ヴォルフガング・ベッカー/ドイツ映画
- 舞台は1989年、主人公は東ドイツの青年アレックス。自由の少ない社会主義を嫌う彼は東西ドイツの統一で自由を手に入れる。しかし、昏睡状態だった母親がちょうど目を覚ましたことで……。母親は熱狂的な社会主義者。彼女が社会主義の崩壊を知ったら?アレックスは、母親にショックを与えないため、彼女の前に東ドイツを再現しようとする。
自由ってすばらしい!なんて尋ねてる私は何もしません(笑)。でも、女たるものいつかは母になるかもですから、私も無関係とは言えない日です。 あと最近、なぜか親の気持ちになって涙ぐんじゃうことがあります。それは出会った人の名前を聞いたとき。人の名前って、両親や家族の100%の愛情が込められてると思うんです。そんな愛情たっぷりの人の名前にふれると、心があったかくなって……。 こんな気持ちに気づいたの、ほんの最近なんです。なんでしょう? 年でしょうか(ひえ〜!)。さて、今回紹介する映画『グッバイ、レーニン!』は、病み上がりの母親を傷つけまいと、息子のアレックスがあれこれ奮闘する物語。この奮闘が、基本的に笑えます。 1989年のドイツは、東と西に分かれていました。アレックスと母親が暮らす東ドイツは自由の少ない社会主義国。対して西ドイツはアメリカや日本と同じく自由の多い国です。この頃は、東ヨーロッパの社会主義国がどんどん民主化で自由になっている時代。 東ドイツの民衆も、自由を求めていたんです。そしてアレックスも自由にあこがれていました。でも、アレックスの母親は熱狂的な社会主義者で、何もかも平等が大好き。アメリカ的な資本主義なんて大嫌いな人。 そんな母親が、アレックスの反社会主義活動を目の当たりにしたもんだから、ショックで倒れて昏睡状態に……。主義は違えど大切なお母さんを、ひどい状態に追い込んだことに罪の意識を抱くアレックス。 そんな家族の悲しみをよそに、東西ドイツは統一し、東ドイツの市民も自由を手に入れます。そしてアレックスも、自由恋愛(?)をあろうことか母親の病室で……。なんてタイミングで昏睡状態から目覚める母親! ひと安心するアレックスですが、現在の世界には母親が愛する東ドイツはありません。母が、東ドイツが無くなったと知ったらどうなるだろう? 医師に相談するアレックス。医師の答えは、ショックでまた倒れちゃうかも……。 さあここから、愛する母親を守るため、アレックスのドタバタ東ドイツ再現作戦が始まります。東ドイツ時代の質素(よく言えばシンプル)な服を着て、家の内装も質素にチェンジ。ほかにも東ドイツ時代の物を手に入れるために、東奔西走する姿がスゴく笑えます。 私、平等って言葉が大好きなんで、国民全員の平等を目指した社会主義って、考え方として嫌いじゃないんですが、やっぱり努力する人もあまり努力しない人も同じような結果になっちゃうのは、いかがなものかとも思うわけです。 人って、学習したことじゃないと実践できなくて、学習は競争に勝つためや、より良い結果を得るためにするんだと思います。やっぱり、競争できる自由や学習できる自由、成長できる自由があるって素晴らしいな〜、と思うんですよね。 最近、らぶぼにーたの掲示板で保険関連のスレッド見てるんですが、私って保険のことまったく知らなくて、読んでてもあまり意味が分からない……。節税にはわりと強いんですが、「ああ、おばあさんになってからの安定のため、保険の学習もせねば」と思います。 『グッバイ、レーニン!』、いい映画なのでレンタルしてみてください。 |




