心に残る一作
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無税入門
- 只野範男/飛鳥新社
- 著者は定年直前のサラリーマン。彼が37年間、所得税も住民税もゼロで暮らしてきた仕組みを明かす。税金は給与から天引きされるサラリーマンが、なぜ無税生活を実現できるのか? 書名が示すとおり分かりやすく書かれているので、個人にかかる税金を知るための入門書としても役立つ。
職業を作る方法!?しかも今年は軽く花粉症デビューしたのか、締め切り直前は鼻と目がムズカユ状態だったので、パソコンで帳簿つけてるときにかなりイライラしました。これを教訓に、次からは月イチくらいで帳簿つけようと思います。 さて、今回紹介する『無税入門』。書名のとおり無税で暮らすための入門書です。具体的には所得税と住民税をゼロにするための方法が書かれていて、対象はサラリーマン。なんですが、確定申告の仕方とか簡単に書いてあるので紹介してみました。 みなさんは、職業は何にしてますか? 私は税務署に「イラストレーターおよび出版関連」みたいに届け出て、青色申告をしています。一応、そっちの収入があるので。と言ってもあまり多くありませんが……(苦笑)。 なので、経費(画材、パソコン関連、資料、家賃、光熱費など)や青色申告特別控除、社会保険控除、基礎控除などを引いたら儲けはほぼゼロ状態……。ということで、納めすぎていた税金が戻ってきます。 この戻ってくる税金というのは、報酬から源泉徴収された税金です。イラストを描いたりすると、報酬をいただくわけですが、そこからはすでに、自動的に10%が税金として納められていて、これを取り戻すわけですね。 なぜ戻ってくるかというと、経費とかを差し引くと、実際はもらった報酬ほど儲けてないから。「私、ホントはそんなに儲かってないんです! 貧乏なんです!」と申告すると、国が「ああ本当だね、あなたみたいな人から取りすぎてたね」と戻してくれるんです。 申告しないと、納めっぱなしで戻ってきません。その分、儲かってる人として扱われて、住民税も高くなって二重苦に……。 私のように「イラストレーター」みたいな職業が設定できないと言う人も、『無税入門』を読むといいことが。著者が、サラリーマンをしている自分の甥に無税生活を手に入れる方法を実践させた話が書かれています。 甥に「日用品、洗剤などを扱う無店舗販売のディーラー」として届け出させて、その職業の赤字でサラリーマンとしての黒字を打ち消して無税にするという……。一見、なんだか怪しげな職業ですが、ネット通販が発達した現在ではありでしょうね。 ちなみにこの著者、私が鼻と目がムズカユ状態で一所懸命につけた帳簿をつけてないらしいです……。青色申告のルールでは、帳簿をつけなきゃダメなんです。でも著者は、「税務署に調べられたことないからやらない」みたいなことを……(汗)。 そんなこと言われると、「私も帳簿つけるのやめようかな……」とも思いたくなりますが、知り合いのWebデザイナーと、そしてすでに亡くなっている私のおじいちゃんが、税務署からツッコミを入れられたことがあるので、やっぱやめられない小心者です……。 風俗以外に職業を作りたいと考えているみなさんは、読んでみてはいかがでしょうか。 |




