心に残る一作
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SOAPのMOKOちゃん
- 久寿川なるお/エンターブレイン
- ソープ嬢モコちゃんの活躍を楽しく描いた漫画。川崎堀之内のソープ『月夜のうさぎ』のモコちゃんは、天然ボケながら一生懸命な接客でお客さんの人気を得て成長していく……。1990年代前半の人気漫画『SOAPのMOKOちゃん』『MOKOにおまかせ』が、全4巻に再編集されて2009年に復活。
風俗嬢必読漫画!先日、ネットのニュースをチェックしていると、東京モーターショーに参加する自動車メーカーが不況で減り、さみしくなる……的な記事がありました。東京モーターショーの規模が縮小するということは、コンパニオンの需要も低くなる……。 北京で蝶が羽ばたけばニューヨークで嵐が起きる、ではありませんが、不況はひしひしと私たちに近づいている気がしました。そんな不況時こそ大事なのは指名客(←っていつでも大事ですが……)。フリーを本指名にする秘訣、みなさん知りたくないですか? その秘訣は……、今回紹介する漫画『SOAPのMOKOちゃん』にあります! まあハッキリこれをやれば指名が返ってくる!なんて書いてないんですが、読んでて普通に面白いし、天然ボケのソープ嬢からナンバーに上っていくモコちゃんの活躍が爽快です。 モコちゃんは、仕事で疲れた男や失恋で傷ついた男を少しでも元気づけたり慰めたりしたい、天然ボケでダメな自分が世の中の役に立てるのはこの仕事しかない!という理由でソープ嬢をしています。この気持ちがあるからこそ、ドジでもお客さんをひきつけるんです。 もちろん、作者が男性だし男性向けの漫画なので、女の子が読むと「なに言っちゃってんの?」という男の都合に合わせた描写が多々あります。だけどそこも重要なポイント。この漫画を読むことで、男の理想を確認できるのです。 モコちゃんって、ドジでマヌケなんですが、彼女がスゴいところはプレイが積極的。だからこそ、接客をリードできるんですね。人が他人に魅力を感じる点のひとつに「ギャップ」がありますが、モコちゃんの武器のひとつはこのギャップなんでしょう。 女の子が、エロいことを積極的に〜!という。いま思ったんですが、人って自分は「いい人」でいたいんじゃないでしょうか。だから、自分は何もしない「いい人」だけど、淫乱なあの子が誘ってくるから、勝手にしゃぶるから俺はしかたなく……。 と、こんな非現実的な、男性にとって都合のいいストーリーを実現させるから、モコちゃんは人気を得られるんじゃないのかな、と思いました。なお、そんなモコちゃんもSMとAVが好きな変態客には痛い目を見せられましたが……。 まあそういった迷惑客はコールで店に対応してもらうとして、「いい人」でいたいワガママな男の理想をかなえるために、積極的にプレイをリードしてみてはいかがでしょう? たとえば、 5分の会話で時間をつぶして「時短できて得した」と思うくらいなら、キスやフェラやあれこれをこれまでより積極的に、そして1分ずつ長くすると、お客さんは「この子、いい子だな〜、次も来よ」と思ってくれるかも。 あと、好印象を抱かせておくと、お客さんのホントのオキニにはなれなくても、第二候補や第三候補になれます。オキニに入れなかったときに、じゃあこないだのあの子にいっとくか、となれば得ですよね。 なんだか今回は、自分にも言い聞かせるようなことを書いてしまいました。興味があれば『SOAPのMOKOちゃん』、読んでみてくださいね。 |




