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心に残る一作
スキニービッチ 世界最新最強! オーガニックダイエット
ロリー・フリードマン、キム・バーノウィン、訳:ウイアー美由紀/ディスカヴァー
アメリカの元モデル、ロリーとキムが勧める「SKINNY BITCH(スリムでいい女)」になるための食生活本。BITCHとは本来「嫌な女」など女性をバカにする言葉だが、この本では逆説的にプラスの意味でとらえられている。読者に語りかけるように書かれたカジュアルな文体が特徴で、これは日本語訳にも反映。多くの知識をサクサク読める。
こんにちはー、甘宮あまみです。今回紹介する『スキニービッチ 世界最新最強! オーガニックダイエット』を読んだきっかけは、サマンサタバサです。最近、友達になったイギリス人のオタクの子と、日本企業の話をしたんです。

私が、「サマンサタバサが日本企業」だって言うと、その子はビックリ! 会社名が「ぜんぜん日本ぽくないじゃん!」って。で、サマンサと言えばイメージキャラが多いので、誰が一番好きか?って話になったんですよ。

私は特に好きな子いなかったんですが、おもしろさで「パリス・ヒルトン」と答えました。そしてイギリス人のオタクの子は、「ビクトリア・ベッカム」。ビクトリアと言えば、同じイギリス人だから好きなのかと思ったんですが、オタクの子には持論がありました。

「パリスは、生まれたときからメチャクチャお金持ちだから今の地位があるけど、ビクトリアは努力して今の地位を獲得してる」から好きなんだそうです。「なるほどね〜」と思いましたが、さっきネットを検索したら、ビクトリアの実家もわりと裕福らしい(笑)。

とまあそんなことがあって本屋さんで新刊本コーナーを見ていたら、この本を見つけました。本の宣伝の帯には「本嫌いで有名なビクトリア・ベッカムも買ったと話題沸騰」って。この、とってもいい加減で無責任なキャッチコピーに、私はやられました。

ビクトリアってすごく細いから、この『スキニービッチ』に適した女性だけど、「本嫌いで有名な」ってバカにしてるとこが笑えます。そして「買ったと話題沸騰」という締め……。決して、ビクトリアが買った!とも読んだ!とも実践している!とも書いてないのです。

このバカなキャッチの魅力に心を揺さぶられて、久しぶりにネットで買わずに、その場で買って帰りました。内容は、ひと言でかたづければ「ベジタリアンのススメ」です。

肉や魚を食べずに、化学農薬や肥料を使ってないオーガニックな野菜&フルーツばかりの生活を!みたいな。肉食を徹底的に否定して、食肉業界や政治家などの不正もばらしたり……。

著者のロリーとキムがこの本を書いたきっかけのひとつは、「肉食のせいで家畜たちが虐待を受けていることが耐えられない」そうです。まあこの考えは人それぞれだから置いておくとしても、読んで実行すれば「すっごいやせそう!」という本でした。

文章が話し言葉で、読みやすいっていうのも特徴。気になった名言をふたつ挙げておきます。「あなたの食べるものがあなたをつくる」「ごほうびは、あなたの体にあらわれる」。あと、避妊用ピルを飲んでる人は、マグネシウムとビタミンCが特に重要だそうですよ!

そして、今日の朝から私が食した物は……。「100%グレープフルーツのぶどう酢割り」「豆乳のりんご酢割り」「黒ゴマとバナナと豆乳のミックスジュース」(笑)。微妙に影響されてます! この食生活、いつまで続くでしょうか? 興味を持ったみなさんはどうぞ〜。

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。