心に残る一作
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ロスト・イン・トランスレーション
- 監督:ソフィア・コッポラ
- 東京で出会ったアメリカ人の男女の淡い恋を描く映画。主人公のボブはベテラン俳優。CM撮影のため東京に来たが、この仕事にはのり気ではない。ホテルで鬱々とする彼の前に現れたのは若い女性、シャーロット。彼女は夫に付き添って東京に来たが、仕事で忙しい夫とは一緒の時間を過ごせず、ひどい孤独感の中にいた……。
孤独感は恋のチャンスシャーロットは、大学を卒業してすぐ結婚しちゃった女の子。旦那さんの仕事について東京に来たんだけど、旦那は仕事が忙しくて、彼女は異国の地でひとり……。寂しさをつのらせていくシャーロットに、激しく萌えました。 その萌えは、同じく孤独な女としてシャーロットに共感する私の心と、可愛いシャーロットが不幸になっていく状況を楽しむSっ気が混ざった萌え。あと、シャーロットが来てる服の地味さと、少々ぽっこりお腹にも萌え萌えでした。 昔の漫画を読んでいると、可愛い女の子を見た男がヨダレをたらすっていう表現があって、私はその表現をいつも変に感じていたんですが、ホントに出るものですね、ヨダレ。私はシャーロットを見ていて、唾液の分泌が激しかったです……。 そんな可愛いシャーロットと、ひかれ合うのはオジサンです。彼は有名な映画俳優のボブ。日本のお酒メーカーのCM撮影のために東京に来てます。撮影はわずらわしく、気持ちよく仕事できない彼。 ホテルで飲んでると「ボブさんですよね!」みたいに話しかけられたり、アメリカにいる奥さんからはウザいFAXが届いたり、イキナリ予定外の仕事を入れられたり……、もう東京にはウンザリという状況です。 そんな中で、ボブとシャーロットは出会ってしまうんですねー。まだ若いシャーロットが「彼(旦那)の仕事について来たの」と言えば、奥さんと倦怠期のボブは「昔はボクの奥さんも、仕事について来てくれたんだけど……」。 映画俳優という、憧れる人が多い職業で成功したボブと、まだ将来の目標が漠然としているシャーロット。だけど今、東京では同じく孤独なふたり。孤独感を告白しながら、徐々に親しくなっていくふたりが愛しいです。 ハッキリ言って、私はふたりと同じような体験をしたことはありませんが、ふたりの孤独感には共感できます。きっと孤独感って人類共通の、そして人がひかれ合うときの、重要なアイテムなんでしょうね。 風俗にもときどき、自分がどれだけ孤独かしゃべり始めるお客さんいませんか? そういう人のために、私もひとつ「自分の孤独話」を捏造して、指名ゲットのアイテムにでもしてみようか……と思いました。 そして話は飛びますが、先日、初めて“ゲイタウン”新宿二丁目を歩きました。「会員制」とドアに掲げられたお店(?)を見て、ゲイの方々は「こういうところで出会うのかな?」とドキドキしました。 今、孤独なみなさん、『ロスト・イン・トランスレーション』を見て孤独パワーを高め、次の恋を探してみませんか? |




