心に残る一作
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フリーズ・ミー
- 2000年 / 日本
- 脚本・監督:石井隆
- 出演:井上晴美、鶴見辰吾、北村一輝、松岡俊介、竹中直人
- 衝撃的なスキンヘッドでヌードを魅せた井上晴美が『GONIN』『ヌードの夜』などの石井隆監督の下、男によって身も心も傷ついていくヒロインが登場する“石井ワールド”で熱演したサイコ・スリラー作品。主人公、ちひろは東北のとある街で3人組の男たちにレイプされた薄幸な女。彼女は悪夢から逃れるため、都会でOL生活を始め、恋人とも結婚間近となり、漸く幸せな人生が開けつつあった。しかしその矢先、あの忌まわしい3人組が彼女の前に現れ、彼女をジワジワと凌辱していくのだった…
凍ってる貴方って、凄くキレイ…… 無垢なサイコが見せる笑顔は、美しや恐ろしや
- ドスコーイ!カモちゃんでごわす!最近ちょっと運動不足で太っちゃったから関取口調でごわす!はい。愉快な関取口調はこの辺にして、心に残る一作のコーナでーす。
- まあ、ぶっちゃけた話、カモちゃんったらただ今、お盆休み真っただ中なのね。なのにこのコーナーは休めないのね。
- 「盆暮れ正月、ゴールデンウィーク?んなものはねえ!書け!とにかく書け!そして、書け!」という担当者からの原稿催促が来るのよ。あーあ、もう、嫌になっちゃう。
- とにかく嫌で嫌で、この原稿の事を考えないように日々を過ごしていたら、締切りがやって来て、書く題材は何も考えていない、というこの有様!恐ろしいわー。うらめしやー。という訳で、今回はホラーです(超安直!)。
- 毎日毎日汗っかきのオカマには厳しい気温なので、心の底から冷える映画が丁度いい。そんな時は、これ!「フリーズ・ミー」なのよ。
- この映画は、井上晴美がパイオツボロンチョしたという事で、オヤジ連中が驚喜して映画館に集まったといういわく つきの映画なの。
- ま、カモちゃんは北村一輝と鶴見辰吾を観に行ったようなもんなんだけど。だってあの二人、男臭くて超かっこいいんだもの。
- でも、そんな下世話な話題ばかりで盛り上がった「フリーズ・ミー」なんだけど、内容は極めてクオリティが高い!
- なにせ男と女の情念にまつわるサスペンスを撮らせたら間違いの無い石井隆監督ですもん!とにかく脚本もエグけりゃ、撮り方もエグい。
- 主人公の井上晴美は、雪国で育った少女で、学生時代に地元のワル共に強姦をされた過去を持つ女。
- 卒業後、東京に出て来てOLをしている彼女にはおっとこ前の婚約者が。辛い過去とは決別して、順風満帆な日々を過ごす晴美。そこに、彼女をレイプしたあの3人組が上京して来て……。というお話。
- Vシネみたいな話なんだけど、この映画がVシネと違うのは、とにかく役者陣が豪華!
- 北村一輝は田舎のヤンキーを好演(ていうか、顔が田舎のヤンキーそのものよね)。
- 見辰吾は、普段腰が低いけど、酒が入ると豹変する狂人を好演(あのティッシュにウィスキーをしみ込ませてチュチュー吸う演技は、鶴見辰吾の役者人生ベストアクトじゃないかしら)、そして、竹中直人は「とにかく凄い!」の一言。
- この人って、超器用!どの映画に出ても印象を残す人よねー。
- そんなアクの強い連中から自分の身を守るため、晴美は水の詰まったペットボトル等で男達を撲殺して、処理できないから業務用の冷凍庫に死体を詰め込んでフリーズしちゃうの。
- 凍った死体の横顔を肴にしながら、ウィスキーで晩酌する晴美の美しさと言ったら、凄い!冷凍庫の青白い光を浴びてうっとりする晴美はねえ、それはもう、美しいのよねー(それに加えて、普通にしてる晴美は、肌が汚すぎて見てられないのよ)。
- 自分を守るために普通である事を捨て、サイコパスという鎧に身を包んだ晴美。この演技もまた、井上晴美の俳優人生の中でベストアクトに間違いなし(そもそも“俳優”だったのかどうか、かなり疑問は残るんだけどね・笑)!
- とにかく冷え冷えとした狂気が全編を多い、“怖い”というより、とにかく“冷える”映画。この映画を観た後、彼氏に「あなたは私を裏切らないでしょ?」なんて無表情で言ったら、彼のチ○ポも凍えますよ!浮気防止にもってこいよね(笑)!
- あ、そうだ。肝心な事を言うの忘れてたわ。晴美のオッパイはね、超でかくてキレイでした。
- でもねえ、巨乳にまるで興味のないカモちゃん(当たり前)は、気持ち悪くて仕方なかったわよ!あんなの、ペッペッよ!しょうもない!世の男がみんな巨乳好きだと思ったら大間違いなんだからね!ていうか、カモちゃんはオカマだから元々女に興味ないんだけどね!



