心に残る一作
- アジアのいかしたTシャツ
- sunao著 ぺんぎん書房
- アジア各国で発見されるTシャツの胸に踊る、強烈な自己主張……意味は分からないけれど、とにかくかっこいい!それが「いかしたTシャツ」!
- 日本語を日常的に使っている人には、絶対に思いつかないその絶妙な言い回しと組み合わせ…そのデザインだけで人の感情を揺り動かす!それが「いかしたTシャツ」!!
- 妙趣にあふれたこの面白さを、余すことなく味わい尽くせる一冊!!
IQ大暴落!!本を開けばアジアの熱風が噴き出す、唯一無二の“バカボン”!!
- 世の中って本当に辛いわよねー。上手くいかない時って、ホンット何しても上手くいかないのよ。
- 私はこの前、工場長を含めた同僚と「北の家族」でお酒を飲んでいたのよ。楽しく飲んで、騒いで、そろそろ帰りましょ、って時に、工場長が財布を椅子の上に忘れたのよ。
- 私は椅子の上からその財布を取って、工場長に返そうと思ったのよ。
- そしたら、それを見た工場長が「お前、なに人の財布触ってんだ!盗もうとでも思って んのか!」なんて言うのよ。
- 私は「違います違います」って否定したん だけど、酔った工場長の耳には何も入らなかったみたい。
- いきなりバチーンとビンタされて、「ええー!?」って感じ。
- 周囲もシーンとしちゃって、ダダ引きなのね。
- そんな様子に気づいた工場長は私に言ったのよ。
- 「ゴメン。早とちりだった」って。私にしてみれば「ええー!?殴っといて今さら!?」って話じゃない。
- そんな私の思いなんてみんな無視して“丸く収まってよかったね”みたいな感じになってるしね。流れが悪い時ってこういうものなのよね。
- ご挨拶が遅れました。どうもー。カモちゃんでーす。
- まあ、先に書いた文章のように、人生には地味に嫌な事が多い。でも、それはいくら嫌がっても絶対に降り掛かってくるものだから、逃れられないのよね。
- それ対して人が、オカマが、できる事と言えば一つしかないの。
- その苦しみをやわらげるように、残さないようにつとめる。
- これだけ。そういった意味で、前置きは長くなったけど、この本はオススメね。
- 日本語や文化を理解していないアジアの人々が作った“日本人向けだと思われるTシャツ”が、ちょっとした解説と共にズラズラっと並んでいるだけの本なんだけどね。
- これが、もう、かなり痺れるのよー。これ、アジアの人が「ボケよう」と思っていたら、こんな秀逸な物にはなってなかったと思うの。
- アジアの人が考えるのは「売ろう」というこの一点だけだから。
- その“熱意”と“理解してなさ”のギャップが、Tシャツを奇跡の一品に変える。ゴーギャンの画集にも負けぬ、奇跡が詰まったカタログになっているのよ。
- 寝る前にこれをパラパラっとめくっているだけで、馬鹿な本は読んでる人間も馬鹿にさせてくれるし、つまんない事で思い悩んでいた自分を忘れさせてくれるのよ。
- ちなみにカモちゃんが好きなのは、どこかの雑誌でギバちゃんが語った言葉が、何故かそのままプリントされたTシャツ(これは絶対に見てほしいから、どんな言葉かはナイショね)
- それとポパイの絵の下に大きく“クレヨンしんちゃん”とレタリングされたTシャツね。
- ほら、みんな読みたくなってきたでしょ。 眠る前ぐらいは、馬鹿になって嫌な事を全部忘れちゃおう!カモちゃんも、これで失恋から立ち直りました!



