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リトル・ダンサー
- 【監督】スティーブン・ダルドリー
- 1984年のイギリスの田舎町。母親を亡くしたばかりの少年ビリーは、炭鉱労働者の父の命令でボクシングを習っていた。しかし、その練習場の隣でバレエ教室が開かれたことから、たちまちクラシックバレエに魅せられてしまう。バレエ・ダンサーに憧れる少年の成長を描き、日本でもロングラン・ヒットとなった微笑ましいヒューマン感動作。
気持ちが前向きになる映画
こんにちはー、甘宮あまみです。オリンピック、見てますか? 私はあまり見てないですが、開会式は途中から見ました。おごそかな式を茶化すMr.ビーンの演出や、選手入場とかのBGMがロックとかダンスミュージック(多分全部イギリスのですよね)で、楽しかったです。
東京はオリンピックを誘致しようとしていますが、東京が選ぶ演出家じゃ、あんな楽しい開会式にはなりそうにないと思いました。むちゃくちゃお金を使って、退屈な式になるんだろうな、だから私にお金をください。なんて、まあ楽しいかどうかは個人の主観ですよね。
で、開会式を見ていて思い出したのが、今回紹介する映画『リトル・ダンサー』。多くの人が褒めている作品なので、見たことある人が多いと思います。映画の舞台は1980年代のイギリスで、使われてるBGMがその頃(?)のイギリスのヒット曲ばかりっぽいんです。
ぽいというのは、正確には私が知らないし調べてないので……、すみません(笑)。でも、さすがヒットしたであろう曲、と思わせるものばかりで、だれが歌ってるとか知らなくても、心に響くんですよ。
特にThe Jamの『Town Called Malice』はヤバイ! これがほしくて、サントラ買っちゃいましたもん。思えば、イギリスは現代ポップミュージックの発祥の地というか、もっと昔は産業革命だったり、すごい国ですね。正直、今は何で稼いでるか知りませんが、ダイソン?
さあ、話は『リトル・ダンサー』に戻って、舞台となる1980年代は、イギリスが大不況。この時代は多くのイギリス映画で描かれているようで、私が好きなイギリス映画にはだいたい、炭鉱が閉鎖されて、ストをする労働者が出てきます。
『リトル・ダンサー』の主人公である小学5年生くらいの少年、ビリーのお父さんとお兄さんも炭鉱の労働者で、ストライキやデモに参加して警察に追いかけられたりで、なんか閉塞した時代の殺伐さを感じられます。
そんな時代だからなのか、ビリーのお父さんは、彼にボクシングを習わせます。でも、ビリーはボクシングが弱くて、体育館の隅でやってるバレエ(踊りの)のほうに興味を持っちゃうんです。そんなこんなで、お父さんに秘密でバレエを習ってしまうビリー。
そのうちお父さんにバレて大目玉を喰らいます。肉体労働者で、息子にボクシングを習わせるくらいだから、怖いんですよ。でも、ビリーに踊りの才能があった、そして何よりビリーがバレエを好きになってしまったから、怒られてはいおしまい、にはなりません。
バレエなんて女の腐ったのがやるような踊り、やめさせたいお父さんと、バレエをやりたい、自分の才能をより高いところで試したいと望むビリー。この二人の対立をほどくのに、いろんな人が関わってなんかいい話だな〜、って感じになります。
でも、バレエに反対するお父さんの気持ちを変えるのは、バレエをやりたい! と強く望む愛する息子の気持ちなんです。ってけっこうネタバレしてますが、古い映画なのでいいですよね(笑)。
まだ見たことがないなら、ぜひ見ることをオススメします。そして見たことあっても、元気出したときとかにあらためて見ると、きっとプラスの効果があると思いますよ! さて、関係無いけど、男子サッカー銅メダル取れますように!
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


