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東京シャッターガール
- 【著】桐木憲一
- 写真部に所属する女子高生の夢路歩(ゆめじ あゆみ)が、東京の隠れた名所や撮影スポットを訪れて、風景をフィルムに切り取っていくショートコミック。レトロな下町、歴史ある祭、観光地の意外な一面なども描かれ、現実と物語がリンクした“街歩きマンガ”としても楽しめる。
売れてる子を真似しよう
こんにちはー、甘宮あまみです。みなさん、デジカメ持ってますか? って今だいたいの人は持ってますよね。ちなみに3月はモデルチェンジの時期なので、旧モデルが安くなっています。
えーっ! 1600万画素、光学ズーム14倍のコンパクトデジカメが1万円台!って感じで。こんな値段だと、高いお金出してミラーレス一眼とか買うのはバカバカしくなります。って買ってませんが(^_^;)
さて、今回紹介する漫画『東京シャッターガール』が描くのは、カメラといえばデジカメを示す今日に、ものすごくアナログなカメラを持ち歩く女子高生の日常。ストーリー運びは1話完結型で、彼女がカメラを持って訪れる東京の街々を、読者もともに楽しめます。
東京に住んでいても、なかなか行かない街もあるので、観光ガイド的な使い方も可能。梅の名所として有名な青梅市の「吉野梅郷」とか、東京の水路を船で巡るのとか、かなり楽しそうなアクティビティも扱われていました。
そして、話は変わって私がこの漫画『東京シャッターガール』を買った理由。実は雑誌連載時から読んでいて、というわけでもなく、著者の桐木憲一さんのファンというわけでもなく、ただ長時間電車に乗るのでなんか読む本ないかな、と駅近の本屋さんで偶然買ったのです。
しかしポイントは、その本屋さんがやっていた『東京シャッターガール』の陳列方法。『東京シャッターガール』の表紙には、主人公の女子高生がセーラー服姿で描かれているのですが、その陳列棚にはほかにも、セーラー服の女の子が表紙の漫画がたくさん!
そうです。“セーラー服の女の子が表紙の漫画特集”的に並べられてたのです。『東京シャッターガール』の絵は、比較的写実的でエロさはありませんが、ほかのセーラー服の表紙の漫画はいわゆるアキバ系向けで、きわどい女の子がずらり。
この中に『東京シャッターガール』を入れるのはどうなの? もしも著者の桐木憲一さんが見たら、「オレの漫画をこんなのと一緒にしやがって〜!」と怒るのでは? なんて思ったりもしましたが、実は一番得しているのは『東京シャッターガール』と桐木さんでしょう。
正直、この漫画はあまり売れる作品ではないはず。でも、アキバ系のセーラー服漫画と一緒に並べられることで、アキバ系漫画のファンが一緒に手に取って買ってくれる可能性がかなり高まります。結果、桐木さんの儲けもUPするという。
この手法は、風俗で売れるためにも活かせるんじゃないかな、と思いました。もし、お店に予約で埋まっちゃうような人気嬢がいるのなら、写真やプロフィールを真似して、立ち振る舞いもそれっぽくしてはどうでしょう。
そうすれば、店のホームページを見た客が、「お、こっちの子もいいじゃん」と選んでくれたり、お店の人も人気嬢の変わりに「こちらの子も同系統ですよ」なんて勧めてくれるはず。ちょっとしたコバンザメ商法ですね(笑)。
でも、あからさまに真似が分かれば、嫌がられそうですけど、人気嬢がつきっぱなら待機室で会うことも少ないでしょうし、個室待機なら気にすることなし。よーし、この春はいっちょ、人気嬢の真似で稼いでみませんか? あ、失敗しても怒らないでくださいね!
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紹介者のプロフィール
【カモちゃん】
小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。
【甘宮あまみ】
漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。


