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心に残る一作
「ひとりの老後」はこわくない
松原惇子/海竜社
独身・離婚・死別など、シングルで暮らす女性の「老後」にスポットをあてた一冊。著者は、シングル女性を応援する団体SSS(スリーエス)ネットワークの代表で、自らももちろんシングル。1947年生まれの彼女が、これまでの経験や取材を元に、「ひとりの老後」を送る上での解決策を教えてくれる。
こんにちはー、甘宮あまみです。今回紹介する本は、ネットでなんとなく見つけた『「ひとりの老後」はこわくない』です。

著者の松原惇子さんは、シングル女性を応援する団体を作ったり、女性がうまく暮らすための本を多く書いている人。彼女が中古マンションを買ったときの体験をまとめた『女が 家を買うとき』(文藝春秋)は、シングル女性が家を買うブームを起こしたそうです。

さて、ひとりの老後なんて、結婚しちゃえばそんな心配するほどじゃない!って思っていませんか? でもでも、この本によると2005年時点では30代前半女性の3人に1人が未婚、30代後半でも5人に1人が未婚、50歳まで未婚の女性は7.25%だそうです。

7.25%って、具体的に分かんないよー!って感じですが、この前、ネットのニュースで見た完全失業率が4%でしたからね。

これ、調べるターゲットや人数が違うから単純に比較なんてできないんですけど、風俗で働いてる女の子の中には、完全失業者の中にカウントされてる人もいると思うんですよ。だから、50歳まで未婚の女性7.25%って、わりと現実感ある数字だと思いました。

しかもしかも、離婚や旦那さんと死別の女性も合わせたら、老後をひとりで過ごす女性はもっと増えるはず……。なので、もしかしたらみなさんも何十年後か、おばあさんと呼ばれる年齢になったときに、ひとりで暮らしているかもしれません。

みなさん、老後の対策はバッチリですか? 私の対策は、まだバッチリとは言えません……。私の老後対策はいまのところ国民年金と、それにプラスできる年金。

私がいま設定してる掛け金だと、60歳まで払い続ければ、65歳から毎月20万ちょっとのお金が入ってくる計算です。でも正直、「それだけじゃまだ怖い」というのが本音。なのでいまは掛け金を増やすか、もう少しリスクの高い別のことしようか迷っています。

一番いいのは、私の場合は漫画でドーンと当てて印税生活なのですが、それだけを頼りに生きてもいられないですしね〜(笑)。いまは派手にお金を使うこともないので、もしかしたら“老後シングル”に向けて、着々と積み上げたいと思っています。

あとこの本には、介護や財産、老人ホームのことなども書いてあるので、みなさんが家族のお世話をするときにも役立つかもしれません。

おじいちゃんおばあちゃんがどんどん増えている今日の日本! どうなちゃんでしょうね。将来のためにも、年に1冊くらいは松原さんが書いているような本を読むといいかもな〜、と思いました。

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。