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心に残る一作
  トゥルー・ロマンス
米 / 1993年
脚本:クエンティン・タランティーノ
監督:トニー・スコット
出演:クリスチャン・スレーター、パトリシア・アークエット
解説:コミックショップで働くクラレンスとコールガールのアラバマは、一夜にして恋に落ち、結婚。ところが2人は偶然でアラバマのヒモを殺してしまい、スーツケースを盗んで逃げる。しかしなんと、その中身がコカインだった。クリスチャン・スレイター、パトリシア・アークエット、デニス・ホッパー、ゲイリー・オールドマン、ブラッド・ピット、クリストファー・ウォーケン、サミュエル・L.ジャクソンなど、曲者キャストが総出演。タランティーノもビックリの、一大エンターテインメントムービーに仕上がった。
いっやーっほぅ!風邪引いたーーーーーっほぅ!

どうもどうも、こんにちは。カモちゃんです。グジュグジュ。もう、いやよねぇ、風邪。そういう季節にすっかりなっちまったのよねー。しかし、カモちゃんの場合は、 9月の下旬からずーっと、風邪引いては治って、引いては治っての繰り返しで、多分体調の良い日の方が少なかったと思うの。病弱なオカマ。うぜー。超うぜー。

でも ね、昔はこんなんじゃ無かったのよ。確かに体は弱くて、しょっちゅう風邪引いてたんだけど、2日ぐらい大人しくしてると、スコーンって治ったものよ。しかし、今はズルズルダラダラ。カモちゃんの場合はプライベートが乱れきっているから、「もしや“性”のつく病気?」とか、ふと思ったりするんだけど、怖いから考えない事にし まーす。

俺を口説くにゃ、ちと勇気がいるぜ。俺に触れると、いや、挿れるとヤケドするぜ。なーんてね!ジョークジョーク、オカマのジョーク!愉快なジョークは地球を救う!サライを歌えば飢餓が減る!弁護士走るは豊かな世界!はい!はい!はいはいはい!あるある探検隊!あるある探検隊!

さて、ぶっちぎったテンションでお送りしている当コーナーですが、実は心を豊かにする芸術作品を取りあげる、実に文化的なコーナーなのです。そんな訳で今回は「トゥルー・ロマンス」。で、で、で、出たー!キャバ嬢が好きな映画No.1!見てな い子まで好きって言うからね、これは。まあ、確かに、これは好きでしょ。よく分かります。タランティーノのおセンチな部分がこれでもかっていうぐらいの佳作だもんね!

アメコミフリークのオタク青年(これ、タランティーノが明らかに自分をモチーフにしてます。内向的なキャラを演じるクリスチャン・スレーターが上手いんだ、これが)が誕生日に、一人のコールガールと出会う。職場の上司がシークレットで彼のために呼んだコールガール。一晩で彼らは意気投合し、翌朝には入籍。男は彼女にコール ガールの仕事を辞めさせようと、元締めの所に乗り込むと、彼らは壮大な事件に巻き込まれる事となる。

そんなストーリーなんだけど、これってホントに女子のツボを押さえてるわよねー。自分のために危険をものともせず立ち向かってくれる王子様。これは女子のDNAレベルに刷り込まれた願望。白馬の王子様ってやつよね。クリスチャン・スレーターは、馬にまたがる代わりに銃を取った。かなり破天荒なテンションで突き進んで行くストーリーだけど、コールガールの娘の叫んだ台詞がこの映画の全て。

「なんてロマンチックなの!」

でも、これ、タランティーノがメガホンを取らなくて本当に良かったと思う。タランティーノが撮ったら、もっとバイオレンスな面がクローズアップされてたと思うのよ ね。バイオレンスはあくまで味付け。本質は、男女の古典とも言えるロマンスを描いた実にマットーな作品なのよね。

それにしてもキャバ嬢恐るべし。なんか「『トゥルー・ロマンス』好きです」って言ってるだけで、好感度アップだもんね。「可愛いな、こいつ」みたいな。カモちゃ んが以前行ったキャバクラでついた女の子は「『奇跡の海』が好きです」って行ってて、ドン引きしちゃったわよ。「奇跡の海」はちょっと……。良い映画なんだけど ね。説明するのもめんどいので、各自調べるように。それじゃ、おやすみなさーい。

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紹介者のプロフィール

【カモちゃん】

小学生の夏休み、自転車で日本一周を志し東京を出発。その晩は伊豆下田の親切な老人の家に泊めて貰うも、老人の“年齢の割に強い腕力”に屈してヴァージンを捧げる。翌日には泣きながら東京の実家へと舞い戻る。 しかし、幸か不幸か味をしめてカマ道一直線。現在は派遣でボールペンに芯を入れる仕事をしながら、日々同僚の苦学生に熱い視線を送る31歳。前科一犯。


【甘宮あまみ】

漫画家を目指してヘルスで働く女の子。日常の行動範囲はアパートとお店、本屋、画材屋、レンタルビデオ屋と狭く、疲れたときはネットを眺めるのが好きな準ひきこもり。漫画を描いてはいろんな賞に応募したり、出版社に持ち込みに行く積極性はある。お店年齢は21歳。